合格体験記
二級建築士 川鍋 希果さん

SPECIAL INTERVIEW

基本を忠実に!!

川鍋 希果さん (25) 令和6年度 2級建築士合格

学歴:
大学校

勤務先:
教育・学習支援業(職業訓練指導員)

教室:
長岡校

受講講座

受験回数:
学科1回/設計製図1回

私の受験ストーリー

現在の仕事の道に進もうと思ったきっかけ

建設業界は幼いころからあこがれ

幼いころ、テレビでリフォームの番組を見るのが好きで、友達と秘密基地をつくって遊んでいました。もとからものづくりは大好きでしたが、特にいかに楽しい空間を創るか、それが今も昔も変わらず楽しくて夢中になれることでした。そこから派生して建築に興味を持ち、「あんなに重たくて大きいものを自由自在につくれてすごい、私もつくってみたい!」と建設業界を志すようになりました。通っていた大学校が職業訓練指導員を養成する学校で、人に教えることも好きだったため、建築分野の職業訓練指導員として仕事をしています。

2級建築士試験の受験を決断した理由・きっかけ、また受験を決める際に不安だったこととその克服法

建築の業界で活躍したい人たちに正しく知識を伝えたい

私の仕事は建築を勉強したことがない人に建築を教える仕事であるため、広く深い知識を身につける必要がありました。その一環として2級建築士合格をめざして勉強しようと思いましたし、将来的に2級建築士取得を視野に入所を希望される施設利用者にもアドバイスができればと考えて受験を決めました。仕事との両立がやはり不安でしたが、総合資格学院の教材やカリキュラムを効率的に活用して、学習もしっかり行えました。

独学または、他の学校利用ではなく「総合資格学院」に決めた理由

仕事が多忙でもがんばれると確信できたのが学院

前年度に独学で2級建築士を受験しようとしましたが、一人では効率も悪く限界を感じました。独学用に購入していた参考書が学院のもので、アンケートを書いたことをきっかけに学院の担当者さんから声をかけてもらいました。建築士の試験について精通している担当者さんの話は目からうろこでしたし、仕事に通いながらの学習が叶うe講座や、質のいい教材と模擬試験の紹介を受け、これなら仕事しながらでも合格できるかもしれない!と感じました。

ご自身と独学者を比べてみて、一番大きな違いは何でしたか。

学院だからこそ効率的で効果的な学習ができた

独学していたときの自分と比べてですが、学院に通ってからの方が圧倒的に学習の効率が良かったです。自分で調べながらだとどうしても時間がかかりますが、課題ごとにポイントや関連の内容まで教えてもらえるのは本当に役に立ちました。さらに学習のカリキュラムが決まっていることで、ある程度ゴールがどこにあるか見えていたので、最後までがんばることができたと思います。

合格したからこそ言える失敗談や反省点、受験期間中の印象に残るエピソード

みんなのがんばる姿に何度も奮い立たせられました

もともと計画的に何かをやることが苦手で、見ている人がいなければがんばれないような性格なため、自宅にいるときは、隙があればサボろうとしていました。学科はもともとの知識もあって何とか乗り越えられましたが、製図は同じ教室で勉強する仲間や指導してくださる講師がいなければ、製図板に向かうのすら億劫でがんばれなかったと思います。仕事が大変ななか、みんなががんばっている姿を見て、自分を奮い立たせることができました。

勉強時間のつくり方について、苦労した点・工夫した点

自分に合った学習習慣を身につけることが大事

仕事を持ち帰って家ですることも多く、持ち帰る仕事がなくても、家でゴロゴロしてしまうため、勉強時間をつくることに苦労しました。学院スタッフから毎日少しでも勉強することが大事だと聞いていたこともあり、早起きをして勉強する時間を確保するようにしていました。また、これも学院スタッフのアドバイスですが、新しい単元はてこずるため土日で時間をとって必ず片づけるようにしていました。

当学院で学習した内容が、お仕事で活かせたエピソード

初学者への指導にさらに磨きがかかった

仕事で座学と実習の内容を担当するのですが、どちらにも役に立っています。法規や構造の内容は直接的に役に立っていますし、実習で直接取り扱わない地質調査や水盛り遣り方、基礎工事の話をわかりやすく説明するうえで、確かな知識が礎となり、説得力のある説明ができています。映像やイラスト付きの教材がわかりやすく、資格勉強後も自分の知識の糧となっています。

当学院指導の大きな特長である、講師によるライブ講義を受けて良かったこと

対面講義と参考書とでは習得度が全く違う

配布のテキストの内容もさることながら、対面講義でより重要なポイントを強調して講義を行っていたのが試験にも活きてきたと感じています。紙面上よりも映像と音声で学習したほうが記憶に残りやすいなという実感があったので、かなり役に立ちました。

設計製図攻略法

エスキスや記述(プランニング)で苦労した点や克服法、講義で役に立ったこと

エスキスの時間確保が大変だった

もともと製図の手が遅く、それに圧迫されてエスキスの時間が確保できないことがとにかく悩みの種でした。講師と相談して、課題文の読み取りからエスキスの各段階までそれぞれ何分でこなせるように、製図の時間が取れるように前倒しの目標を決め、課題を解くときに常に意識をして取り組みました。試験当日はエスキスに手間取ってしまいましたが、自分にあったペース配分が身についていたため、焦ることなく取り組むことができました。

作図で苦労した点や克服方法、講義で役立ったこと

いい線を描くためにたくさんがんばりました

はじめて教室で製図の講義を受けたとき、周りの人の図面の線がとにかく太くて驚きました。まねて太く描こうとすると指が痛くなってしまっていたのですが、講師に薦めてもらった製図道具を使って、あとはひたすら慣れるまで図面を描いて克服しました。ほとんど力技ですが、二カ月間がんばったおかげでいい線が描けるようになったと思います。

製図合格のポイント

焦ってもいつもの力を発揮するために

いくら練習していたとしても、緊張していたり、予想通りにいかず焦ったりで、当日は練習通りにいかないこともあります。私もエスキスに時間を取られ、図面を最後まで描き上げることができませんでした。しかし、最低限描き上げるまで何分あればできるか、失格にならないように気をつける部分はどこかがわかっていれば、当日どんなイレギュラーに出くわしても焦らず着実に取り組んでいけます。日頃から自分のペース配分を身につけておくこと、基礎の製図手順をなぞり、要点を確認することが大事だと思います。

メッセージ

2級建築士取得者は実務経験を問わず1級建築士試験を受験可能ですが、チャレンジしたいと思いますか?またその理由をお聞かせください。

業界で仕事をする人が一目置いている資格こそ1級建築士だと思います。私も業界人として、いつかめざしたいと思っています。今の仕事は建築士の資格がないとできない仕事ではありませんが、将来は2級建築士が役に立つ職業で実務を積み、1級建築士をめざしていきたいと思います。

合格後の心境や、周りの変化、今後の目標や抱負

2級建築士をとれたからと言ってそこで勉強を終わらず、次々に変化する法規や実状をしっかり把握して知識にアップデートをかけていくことを心がけていきたいです。そこで身につけた知識を職場の利用者に伝えて、業界人口を少しでも増やすことに貢献できればと考えています。次は宅地建物取引士の資格を取得して、職場の利用者で宅地建物取引士の資格をめざしたい方へアドバイスができるようにしたいです。

資格取得をめざす方へアドバイス

仕事しながらの資格勉強は本当に大変だと思います。いかに効率よく勉強するか、効果的に学ぶか、その過程やコツをしっかり示してくれ、悩みも親身に聞いてくれるのは学院ならではだと思います。長年研究している学院だからこそ編み出された学習法や製図方法に忠実に、自分自身の得手不得手をしっかり把握し対策しておくことが大切です。これから2級建築士をめざされる皆さんを応援しています!

総合資格で良かったところ

  • ライセンスアドバイザー

    資格取ろうと思ったときにネットで情報を集めるのは限界がありますが、資格学校ならではの情報提供を受けられて、かつ勉強方法や私のライフサイクルにあったコースまで丁寧に教えてくれました。

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  • オリジナル製図課題

    毎年試験対策を考えているスクールだからこそ、試験に出そうな要素を組み込んだ課題になっているところが非常にいいところだと思います。独学で過去問をひたすら漁るよりも、より合格に近い効果的な学習を見込めるオリジナル製図課題に取り組むのが何よりも効率がいいです。

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  • 設計製図テキスト

    製図の手順書は合格のために必ず押さえておくべき内容が過不足なく詰まっています。今回の試験も、前日に手順書をしっかり読みこんだことで失格ラインを踏まずに合格できました。初めて製図の勉強に取り組む方でも、作図方法や要点をしっかり学べるいい教材だと思います。

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