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SPECIAL INTERVIEW
努力に勝る天才なし!

現在の仕事の道に進もうと思ったきっかけ
社長であり、建築士である母の姿
建築関係の仕事に就きたいと思ったのは、小学生のときでした。幼いころから、建築士として働く母の姿を見て育った私は、忙しいはずなのにいつも生き生きと仕事をし、人を助け笑顔にする母がスーパーヒーローの様で私の憧れでした。そんな元気いっぱいな母ですが、過労で倒れた姿を見て建設業の大変さを知りました。この業界の厳しさを実感し「私が建築士になって母を助けたい!」幼いながらにそう思っていました。そこから真剣に建築と向き合おうと決心し、私の建築人生がはじまりました。
2級建築士試験の受験を決断した理由・きっかけ、また受験を決める際に不安だったこととその克服法
「女の来る所じゃないから」
母への憧れと楽にしてあげたいという気持ちから建築士をめざしている訳ですが、もう一つ私には建築士にならないといけない理由がありました。新卒一年目、ゼネコンに勤めているときの事です。上司から「女の来る所じゃないから」と言われ、「絶対に建築士になって見返そう」と心に誓ったのを覚えています。今思えば、上司の気遣いもあったのかもしれませんが、「こんなに建築が好きなのに、性別で判断されるのか……」と本当に悔しい気持ちと、何も言い返せない自分が嫌になりました。「私はこの人達に勝つには、そして夢を持って入ってくる女の子達に希望を与えるには、私が建築士になって黙らせるしかないんだ」、そう思いました。それから、建築士と仕事の両立に力を入れて本格的に勉強をはじめました。
独学または、他の学校利用ではなく「総合資格学院」に決めた理由
ひとりひとりが輝ける教育と寄り添う学院スタッフ
実は、総合資格学院に来る前は、他の資格学校で学習をしていました。今思えば、自分でよく調べず他人の意見で学校選びをするという危険過ぎる行為をよくしたなと反省しています。会社の先輩から学院のテキストを借りたとき、「なんて見やすいテキスト!」と衝撃を受けました。そこから、他校を抜け出し親切なライセンスアドバイザーから沢山のお話を聞かせてもらい、実際に講義を覗きにいきました。自信に満ち溢れている受講生達が勢いよく図面を描いている姿がとてもキラキラしていて、本当にカッコよかったです。「私もこの講師についていきたい!」と思いすぐに手続きをしたことを覚えています。また、ライセンスアドバイザーや学院スタッフのサポートが手厚かったのも決め手のひとつです。
他講習と比較して、実際学院で学んでみていかがだったでしょうか。
わかりやすい指導とテキスト
他校にいたころは、基本などわかっていることが前提で講義が進むため、正直ついていくのがやっとでした。わからないことが次第に増えていき、自分のなかで抱えきれなくなり本気で建築士をあきらめようかと悩んでいました。対して学院では、基本中の基本からスタートします。一つひとつ丁寧でわかりやすい講師からの指導とテキストに「え?私が今までやっていたことって何?」と本当に驚きました。
合格したからこそ言える失敗談や反省点、受験期間中の印象に残るエピソード
自分を信じられない自分自身
建築士の試験に向き合えば向き合うほど、自分の弱いところも見え、「無理なのかも知れない」「でも負けたくない」という思いでぐちゃぐちゃな気持ちで勉強をしていました。メンタルの弱い私は、ポロっと弱音を吐いてしまうことがあり、口に出したときは講師から心強い言葉を掛けてもらい冷静に保つ様、心掛けていました。本番前日、不安で仕方なくライセンスアドバイザーに相談をしたところ「自分を信じられない自分自身、これに打ち勝たないと本番でのまれる」というアドバイスをもらい、やっと一番の敵は私だということがわかりました。周りのサポートのお陰で、本番当日は自分でも驚くくらい冷静に試験を受けていました。自分自身を信じることと周りの支えがあっての合格だと改めて思いました。
勉強時間のつくり方について、苦労した点・工夫した点
会社からの協力と理解を得てもらう為に仕事をがんばる
仕事との両立は本当に大変で、業務時間内に仕事を終わらせ、残りの時間を全て勉強に費やし、お昼休みや通勤時間の隙間学習も大切に活用していました。会社には、「今年は本気なので!」と宣言し、自分自身が逃げられない様な環境をつくっていました。周りの方が協力してくれたお陰で勉強に集中する事ができ感謝しています。
当学院で学習した内容が、お仕事で活かせたエピソード
悩んでいる上司やお客さまに提案できた私
間取りや法規など、上司が悩んでいるときにすぐに資料を揃え提案したり、自分のアイディアを伝えたりすることができたときは、本当に嬉しかったです。また、お客さまの悩みを聞き解決できたときに、「専門知識を勉強して身につけておいて良かったな」と思いました。
当学院指導の大きな特長である、講師によるライブ講義を受けて良かったこと
ポイントを押さえ、簡潔に教えてくれる対面講義
要点を押さえ必要な内容を教えてもらえたので、とてもスッキリしていて頭に入りやすかったです。講師がわかりやすく教えてくれるので、とても理解度が高まりました。
エスキスや記述(プランニング)で苦労した点や克服法、講義で役に立ったこと
最も苦手としていたプランニング
コツやパターンを理解するまでは、本当にプランニングが遅く一番の課題であると感じていました。できるだけプランニングに時間を使いたかったので、作図時間はクラスでトップを取るよう、常に心掛けていました。自分が設計したいものではなく、試験に受かる図面を描けるように割り切ることが重要で、講師のプランニングに近づくことを目標にトレーニングすることが一番の近道でした。苦手だったはずのプランニングでしたが、本番では2時間30分でまとまってしまい自分でもびっくりしました!
作図で苦労した点や克服方法、講義で役立ったこと
時間短縮と細かな見落とし
マイペースな私は、短時間で正確に作図をすることが本当に苦手でした。闇雲に作図していては、合格は遠いと自覚していたので、まずは、時間短縮する為に平面、立面、断面…等、自分の苦手なパートと得意なパートを分析しました。得意なパートはできるだけ速く正確に描き上げるように意識し、苦手なパートは少し時間を掛けミスのないように慎重に仕上げていました。得意なパートでどれだけ時間短縮できるかと、作図手順は従順にしながらも、いかに自分の描きやすいやり方を見つけられるかがポイントだと思います。また、細かな見落としが多く何度も間違ってしまうところは、専用ノートをつくり頭に叩き込み、それらを踏まえて慎重に冷静に最終チェックをするよう、心掛けていました。
製図合格のポイント
計画的な勉強と時間管理製図はまとまった時間が必要になってきます。なので、休日はボリュームが大きいもの(一式図)を仕上げ、仕事終わりは細かく分け(部分詳細図だけなど)、隙間時間は製図板がいらない暗記学習を行なっていました。そして、どれも目標時間を設け常に時間を計りながら、ゲーム感覚で学習していました。自分に合った学習方法を早く見つけると、製図は楽しくなってくると思います!
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講師による添削・製図プロセス指導
丁寧で素早く添削をしてくれるので、わからないことを沢山質問できたのは本当に満足度が高かったです。また、製図にあたり講師が実際に苦労した点などを踏まえて指導してくれたので、とてもわかりやすかったです。そして、話し掛けやすい講師で、気軽に聞けたというのが何よりも大きかったです。
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ライセンスアドバイザー
細かな気遣いとサポートに本当に感謝しています。いつも前向きな言葉をくれ、ときには喝を入れてくれる存在が側にいてくれたことで、本当にモチベーションが上がりました。営業をして終わり!ではなく、最後まで手厚くサポートしてくれました。他校ではここまで面倒をみてもらえませんので、本当に有り難かったです。
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製図模擬試験
製図模擬試験では、自分では想像できない問題をいくつも出題してもらったので、より勉強の幅が広がり、本番を想像しながら学習をすることができました。問題の豊富さが凄いので、本番も安心して受けられました。