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自分の成長を楽しむ
福原 ほの花さん (27) 令和7年度 1級建築士合格
- 学歴:
- 大学院
- 勤務先:
- 建設会社(研究職)
- 教室:
- 京都校
計画:15点 環境/設備:17点 法規:23点 構造:23点 施工:18点
受講講座
- 受験回数:
- 学科2回/設計製図1回
現在の仕事の道に進もうと思ったきっかけ
自然と人工を緩やかに繋ぐ存在に
私の父は小学校の先生で、図工を専門としています。私が幼いころ、よく父の部屋にあるデザインやアートの本を眺めており、そのなかに、土の色に関する本もありました。土地によって異なる色彩をもつ土に心を動かされ、大学では登山を始めて自然に対する畏敬の念が強くなり、「自然」と「人工」を緩やかに繋ぐ存在になれないだろうかと思うようになりました。大学院では建築材料としての土壁について研究を行い、現在もゼネコンの研究所で土壁の研究を継続することができています。
1級建築士試験の受験を決断した理由
あらゆる分野の基礎知識を網羅的に学べる
私自身は建築材料の分野が専門ですが、研究を進めていると、設計や施工の知識がどうしても必要になってきました。あらゆる分野の基礎知識を網羅的に学ぶことができる1級建築士試験に挑戦することで、研究にも活かせると思い、受験を決断しました。
他の学校利用ではなく「総合資格学院」に決めた理由
カリキュラムの充実度
学科試験1年目は独学で挑みましたが、過去問の勉強だけでは越えられない壁を感じました。2年目はどのように勉強しようかとさまざまなサイトを見て調査したり、合格者に話を聞いたりし、総合資格学院にも直接お話を聞いてみることにしました。カリキュラムを拝見した際に、とにかく詰め込まれていて、ハードそうで、そこに惹かれました。この1年で1級建築士になる、と覚悟を決めるためにも、これ以上できないと思えるほど充実したカリキュラムである学院に通わせていただくことにしました。
他講習と比較して、実際学院で学んでみていかがだったでしょうか
講師の熱意と現在地の把握
独学受験の際には過去問をひたすら解いていましたが、なぜその答えになるのかについては付属の解説を読むしかなく、深い理解に繋がりませんでした。学院に通い始めてからは、直接講師の熱意を感じ、ポイントや語呂合わせを教えていただきながら、学ぶことができた点が独学とは大きく異なる点でした。また、競争試験であることもあり、教室の中での位置が常に把握できている状況は、自身のやる気にも繋がったと思います。
受験期間中の印象に残るエピソード
可視化
教室内での順位の可視化、自身のこれまでの成績の可視化など、常に膨大なデータを分析し続けてくださったことで、今後の学習方法や優先順位を決めるためのヒントを得ることができました。教室では成績が良いと前の方の席になりますが、はじめは後ろの方であることが多かったため、毎週教室の座席表を見るのがドキドキしました。途中から、前の方にいけないと合格できない試験であるという現実を受け止め、少しでも前へ移りたいと思うようになり、日々勉強を続けることができたと思います。
早期から学習を開始して良かった点
落ち込んでいる暇はない
1度目の学科試験に不合格になった日のうちに、今すぐにでも翌年に向けた勉強を始めたいと思っていました。今まで継続してきた学習習慣を断ち切らないよう、そのまま継続して勉強したことで、1年目に学んだことも無駄にならずに積み上げていけたように思います。
当学院で学習した内容が、お仕事で活かせたエピソード
会話が少しずつ理解できるように
設計や施工の担当者との打合せにおいて、受講前は意味不明な言葉が飛び交っており、ついていくのが精一杯でした。それが、勉強を始めてから少しずつ内容がわかるようになりました。特に、施工の専門用語や、建築基準法に関する内容に対する理解度がかなり高まったように思います。
当学院指導の大きな特長である、講師による対面講義を受けて良かったこと
講師によって異なる個性的で熱い講義
京都校の講師陣はユニークで、たくさん図を描いてくれる講師や、常に細長い「しなる棒」をお持ちの講師、毎度手描きの追加資料を配付してくれる講師などがいました。試験の際には不思議と、講義でのちょっとしたイラストや講師の言葉が脳裏で再生されて、正解できるという場面が多くありました。どの講師も個性的で熱い講義をしてくださり、その熱がこちらにも伝わってきて、講義がとても楽しい時間になりました。
得意科目と苦手科目
得意科目
苦手科目
苦手科目の克服法
オリジナル単語帳
施工はとにかく数値と用語が多く、現場経験のない私にとっては最も不得意科目でした。そこで、施工に限りませんが、過去にミスをした問題や細かい数値も端から端まですべて単語帳に書き出しました。講義中にした新たなミスや覚えるべきポイントはなるべくその場で単語帳に加えていくようにし、これさえあれば大丈夫と思えるオリジナル単語帳をつくったことで、いつしか施工が得点源になっていました。
講義で一番役に立ったこと、助けになったこと
図表での理解
多くの科目において、図や表での理解が近道であることが多く、どの講師も重要な図表を示してくれたのがありがたかったです。テキストの図表もわかりやすくまとまっており、学科試験の際に困ったら図や表を描いてみることで多くの問題を解くことができました。
学科合格のポイント
自分なりの学習法を早めに確立する私の場合、中学生のころから分厚い単語帳をつくって勉強することが好きでした。いつでもどこでも、小さな単語帳さえあれば勉強ができることや、解ける問題が日に日に確実に増えていくのでゲーム感覚で楽しみながら取り組める点を魅力に感じたためです。建築士試験においても、早い段階で慣れ親しんだ方法で勉強すると決めたことが、合格への近道になったと感じています。
エスキスや記述(プランニング)で苦労した点や克服法
さまざまなパターンを頭に詰め込む
エスキス用紙に最初に描く高さ関係やプランニングのところで、講義で標準とされる解答と大幅に異なっていることが多く、いつも途中で軌道修正をする必要がありました。オリジナル課題に移ってからは、そのまま進めることができましたが、やはり重要なポイントの部分がなかなか自力では導けませんでした。この点については最後まで克服できなかったかもしれませんが、これまでに学んだパターンくらいは完璧にして、試験に挑もうという気持ちで頭に詰め込んでから、試験会場に向かいました。要点の記述についても、過去の記述例を縮小印刷して持ち歩き、隙あらば頭に詰め込みました。
課題の読み取りで苦労した点や克服方法、講義で役立ったこと
記載されて「いない」ものを見る力
課題文に記載されて「いない」ものを見つけられるようになるまでに時間を要しました。記載されていないものがわかるようになるには、記載されているさまざまなパターンを経験する必要があったため、なかなか気が付くことができませんでした。記載されていないところがわかれば検討を省略することができ、時間に余裕が生まれるということを教えていただいてからは、そのような視点で課題文を読むようになり、課題文の読み取りに多少の時間を要したとしても、その後の検討での時間を短くできるようになったと思います。
製図合格のポイント
早い段階で数をこなす&漏れなくメモする&盗む初回講義で、既受験生との作図スピードの差を体感して、これはマズいと思わされました。なるべく早い段階で作図スピードだけは追いつけるようになろうと数をこなし、知識は及ばずともスピードは追いつけるようにできたことが大きかったように思います。また、ミスをしたことや指摘されたことは漏れなく、小さめの順番を入れ替えられるノートにメモをし、ノートさえあれば暗記事項は覚えられるという状態に常にしておく作業が、私にとっては重要だったように思います。また、他の人の良いところはすかさず盗んで、自分のものにするために素早く実践することも大切だと感じました。
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講師による添削
講師からの丁寧な赤入れがなければ合格できていませんでした。疑問点を自身の図面に書いておくと回答もしてくれて、隅から隅まで添削をしていただいたからこそ、徐々にミスを減らすことができ、合格することができたと、心から感謝しております。
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グループミーティング
製図試験において、周りと比較することができるグループミーティングの時間は貴重でした。線は濃くはっきりしていた方がいいということを学んだり、そこまで詳細に描き込む人もいるのかと感心したり。良いと思った点を自分のものとして吸収することができたので、図面を少しずつ速く綺麗に描けるようになっていったと思います。
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bookend
bookendアプリは、教材類をすべてスマホ1つで確認することができるアプリですが、電車移動が多い私にとって、いつでもどこでも、というのは非常にありがたい仕組みでした。テキストは持ち歩くと重いので、仕事にはとても持参できませんでしたが、通勤時間に単語帳(学科試験)やノート(製図試験)を用いて勉強をし、不明な点があった際にすぐに確認することができたので、頻繁に活用させていただきました。