- 令和7年度合格祝賀会
- 1級建築士合格体験記一覧
- 熊谷 翼さん
これからがスタートライン
現在の仕事の道に進もうと思ったきっかけ
設計には正解がないのが楽しい
最初は1級建築士の親を持つ友人の家に遊びに行った際「素敵なお家だな」と思ったのがきっかけで、なんとなく建築学科に進みました。大学で「自分の家」をつくる設計課題に取り組んだとき、当たり前ですが誰一人として同じものをつくらないんです。そのときに「設計する人が違えば、全く違う建築がつくられる。建築設計には正解というものがないんだ」と痛感しました。正解はないけれど、より良いものを追求し続けられる設計が楽しく感じたため設計職に進むことを決めました。
1級建築士試験の受験を決断した理由
でっかい建築が好きで、いつかでっかい建築をつくりたい
大きな建築物を訪れると否応なしに何か圧倒されるような感覚があると思います。そういった、説明や知識がなくとも何か心動かされる建築物をいつしか建ててみたいと思い、どんな規模の建物も建てられる1級建築士試験の受験を決めました。
他の学校利用ではなく「総合資格学院」に決めた理由
家と会社から校舎が近かった
自分の性格上、「通い」じゃないと続かないと思っていました。しっかりスケジュールが組まれ、学習だけに集中できる環境であり、なおかつ家や会社から近くにあり通学しやすかった理由で総合資格学院を選びました。
受験期間中の印象に残るエピソード
目標作図100枚
作図時間が遅かったことがとにかく不安要素でした。そこで、最初の個人面談で「作図一枚で1%合格するとしたら作図100枚で100%合格だね」と講師から明確な目標を示してもらいました。以降、週3枚以上のペースで描き続け、最終的には本試験が101枚の作図となり、不安もなく自信をもって試験に挑むことができました。
勉強時間のつくり方について工夫した点
やることのルーティン化
作図時間克服のため作図100枚描くことを大目標に掲げ、エスキスと読み取り、作図、振り返りの3段階を決めて、毎週曜日ごとにやることをルーティン化することで、勉強時間の確保をしていました。(月曜日:読み取りエスキス/火曜日:作図/水曜日:振り返り/木曜日:読み取りエスキス/金曜日:作図/土曜日:再エスキス、作図、振り返り)
当学院で学習した内容が、お仕事で活かせたエピソード
図面のチェック力
設計事務所のかなりベテラン設計士が設計した図面の法チェック図を作成した際に、学院で教わった内容通りの竪穴区画の法不適合があり、それに気づくことができました。法令的な内容が身について、それが日々の実務に結びついてきている感じがします。
当学院指導の大きな特長である、講師による対面講義を受けて良かったこと
すぐ質問して悩みを持ち帰らない
毎週日曜日の講義で講師に質問ができたので、製図試験における「なにが必要で、なにが不要か」といった点について自宅学習で考える時間を減らすことができました。家で悩む時間が減ったので、その分学習効率の向上に繋がりました。
前期講座(実力養成講座)で、エスキス・作図・チェックなど、課題発表前に十分なトレーニングを行っていただきましたが、そのなかで成長したと実感されたこと
前期講座最後の模試で作図時間2時間30分の壁を克服
作図100枚を目標にしてきて、60枚を超えたあたりから作図時間が短縮され、作図量の多い基準階方式のホテルでの作図で2時間30分の壁を越えられたときに、一歩成長を感じました。最初から同じことをやり続けてきて、段階的に成長してきた成果が出たと思います。そして、周りが70枚80枚というなかで、100枚の目標を達成でき、講師との約束を果たし結果に繋がったのは、この壁を乗り越えられたからだと思います。
エスキスや記述(プランニング)で苦労した点や克服法、講義で役に立ったこと
講義後半に記述の小テストと講師の講評で不安克服
読み取り、エスキス、作図の練習ばかりしていたため、記述に不安がありました。毎課題のほか、頻出問題や重要文言などの小テストに取り組み、各記述に点数と記述添削の講師によるチェックを生徒で共有したことで、言い回しや記述のポイントを確認でき、不安要素を克服できたと思います。
課題の読み取りで講義が役立ったこと
課題文が最重要
課題文に書いてあることをしっかりと作図し、それをチェックするマーカーを何度も繰り返して練習できたことが本試験で役に立ちました。
製図合格のポイント
「運」と「総合力」本試験ではおそらく結構なミスをしたと思うので、自分の手ごたえとして合格はかなり難しいという感じでした。それでも合格をいただいたのは「運」かなと……。言葉では説明しにくいのですが、努力を続けていけば、この「運」もついてくると思いました。また、ゾーニングやプラン、記述量などの「総合力」でも相対評価を勝ち抜けたのかなと思います。