2019(令和元)年度 1級建築施工管理技術検定 学科試験総評

2019年度 1級/2級建築施工管理技術検定 学科試験解答・解説書

総評

  • 出題の特徴として、No.1〜15の範囲で難易度の高い出題が見られました。また、2018年度と同様に専門性の高い知識が必要な「解体工事」や「改修工事」など2017年までは選択問題で出題された問題が必須問題の『施工管理法』で出題されました。

    『法規』については、特に「建築基準法」で難易度の高い出題が目立ちましたが、2018年度と比べると解答しやすい内容であったと考えられます。
  • 過去問の出題割合としては、例年よりもやや多かったと考えられます。
    過去には正しい記述でのみ出題のあったものが、2019年度は初めて誤りの記述で出題された問題も多くありました。

No.1〜No.15(選択問題12/15) 
【環境工学・各種構造・構造力学・建築材料】 

■難易度の高い出題が散見された

  • 環境工学について、No.3(採光及び照明)に関する出題の選択肢4.は1級建築士学科試験の学科U(環境設備)で過去に出題された問題であり、非常に難易度の高い問題でした。
  • 比較的苦手とする受験生が多い構造力学については、2018年は2問の出題でしたが、2019年度は3問出題されました。また、難易度が比較的高い出題もありました。
  • 建築材料については、No.15(塗料)のように過去に出題のあった問題の発展形で、正誤となるポイントが新たに追加された出題も含まれていました。

No.16〜No.20(必須問題5/5)【施工共通】 

■過去問は反復学習でしっかりと得点源にすることがポイント

  • 5問中3問が過去に出題があった内容でした。
  • 施工共通は、出題される問題数も5問と少なく、また必須問題の範囲であることから、過去問からの出題であれば、繰り返し学習することで確実に得点に結び付ることが重要です。

No.21〜No.45(選択問題5/13・5/12)【躯体工事・仕上げ工事】

■正しい知識の整理がポイント

  • 躯躯体工事や仕上げ工事は、非常に広範囲であり、様々な特徴が問われます。特に2019年度は躯体工事及び仕上げ工事ともに数値に関する出題が散見されました。
  • 過去の出題と正誤を変えた出題や表現を変えた出題が目立ちました。

No.46〜No.70(必須問題25/25)【施工管理法】

■専門性の高い業種に関する出題が特徴

  • 施工管理法は、25問の出題について全てを解答しなければならず、ここで得点できるかどうかが合否に大きく影響します。
    2017年まで躯体工事や仕上げ工事の選択問題で出題された解体工事(No.48)や改修工事(No.49,No.50)『施工計画』の必須問題で出題されました。

施工計画の出題

No.49(初出題)
鉄筋コンクリート造建築物の耐震補強にかかる躯体改修工事の施工計画に関する記述として、最も不適当なものはどれか。ただし、dは異形鉄筋の呼び名の数値とする。

1.壁上部と既存梁下との間に注入するグラウト材の練混ぜにおいて、練上り時の温度が10〜35℃となるように、練り混ぜる水の温度を管理することとした。

2.既存壁に増打ち壁を設ける工事において、シアコネクタを型枠固定用のセパレータとして兼用することとした。

3.柱の溶接閉鎖フープ巻き工法に用いるフープ筋の継手は、溶接長さが4dの両側フレア溶接とすることとした。
→× (片面10d以上)

4.柱の連続繊維補強工法に用いる炭素繊維シートの水平方向の重ね継手は、柱の各面に分散して配置することとした。

改修工事(躯体・仕上げ)や解体工事については、今後も施工管理法の必須問題としての出題が予想されます。 過去出題の周辺事項についても学習する必要があります。

  • 施工管理法は『施工計画』『工程管理』『品質管理』『安全管理』の4項目から出題され、『工程管理』以外の3項目については、午前の部で出題される『躯体工事』や『仕上げ工事』の知識が必要な問題も多く出題されています。
    2017年まで、選択問題である『躯体工事』や『仕上げ工事』のみで出題されていた『解体工事』や『改修工事』がこの範囲で出題され、さらに『躯体工事』や『仕上げ工事』の理解の重要性が増しました。

No.71〜No.82(選択問題8/12)【法規】

■全体的に過去に出題のあった問題が多かった

  • 2019年度も法規については、建築基準法(設計の知識)で初出題が目立ちました。
  • 労働基準法に関する問題では初めて「女性の就業制限」について出題がありました。

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2019(令和元)年度 1級建築施工管理技術検定学科試験 合格実績

2018(平成30)年度 1級建築施工管理技術検定 実地試験

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