令和元年度 1級建築施工管理技術検定 実地試験 総評

2019年度 【ランク判定サービス】1級建築施工管理技術検定 実地試験

2019年度 1級建築施工管理技術検定 実地試験解答・解説書

総評

  • 問題1(経験記述)のテーマは、『品質管理』でした。 出題内容は、過去に出題のあった問題と同様の内容が多くを占める一方で、初めて出題された項目もありました。
  • 問題2(一般記述:安全対策)では、『仮設物の設置計画の作成』について出題されました。過去の出題と類似していましたが、記述の要求事項は2倍に増加しました。
  • 問題5(ネットワーク工程表)は、『実際の暦においての作業可能日による工程の算出』が出題され、非常に実務的な出題でした。
  • 全体的には、過去に出題された内容も目立ち、合格率の低かった平成29年度や平成30年度の出題と比較すると、得点しやすい出題であったと考えられます。一方で、文章で記述する(解答する)問題1〜問題3では、過去問と勘違いしてしまうような類似問題、発展問題もあり、しっかり問題を読み解く力が必要でした。

【問題1 経験記述】 テーマは品質管理

今回の経験記述は「品質管理」から出題されました。「品質管理」というテーマに対して、十分な記述をするためには、品質管理に対する明確な知識と多様な要求事項に対して正確に解答するための十分な受験対策が必要です。
問題1の設問1は、平成28年度に出題された内容と類似した出題でしたが、『品質管理項目について留意した内容』が新しく加わった形で出題されました。

【問題2 一般記述】 仮設物ごとの留意事項(完全記述式)

近年の一般記述は「災害別の留意事項(災害防止計画)」と「仮設物ごとの留意事項(設置計画、安全点検項目等)」が出題されていますが、令和元年度は「仮設物ごとの留意事項(設置計画の作成にあたり)」が出題されました。

過去の出題では、『留意または検討すべき事項』の記述が要求されましたが、今年度については『検討すべき事項』を『留意点』とともに記述するように出題され、読み落としや学習が不十分だった方は減点の多い記述(解答)になってしまったと考えられます。

【問題3 躯体工事】 施工上の留意事項等(完全記述式)

近年、問題3と問題4の出題形式は、毎年入れ替わって出題されていますが、今年度の問題3(躯体工事)は、昨年の問題4(仕上げ工事)と同様の形式である完全記述式で出題され、内容も施工上の留意事項を1つの設問に対し2つずつ記述するというものでした。

過去10年で出題のあった問題は、4問中1問でした。特に『山留め支保工に地盤アンカーを用いる場合の施工上の留意事項』については、『地盤アンカー』の施工経験が無い受験生には、難易度の高い出題であったと考えられます。その他の2問については、平成19年に出題のあった問題や過去に類似した出題があった問題など、比較的解答しやすい出題であったと考えられます。

【問題4 仕上げ工事】 施工上の留意事項(3択記述式)

令和元年度の問題4(仕上げ工事)は、昨年の問題3(躯体工事)と同様の形式である3つの下線部のうちから誤った語句又は数値を抽出し、適当な語句又は数値を記入する形式(3択記述式)で出題されました。
過去10年で出題のあった問題は、8問中5問で3択記述式の出題としては、近年の中では比較的得点しやすい出題だったようと考えられます。

【問題5 施工管理法(工程表の読取り)】 ネットワーク工程表

問題5は、平成29年度より連続して出題されているネットワーク工程表が出題されました。
出題内容は、事務所ビルの躯体工事に関する工程表でした。今回の出題は、昨年度も出題されている『ネットワーク工程表の計算』『複数工区での作業班の手配に関する知識』の他に『実際の暦においての作業可能日による工程の算出』が出題されました。

  • ※実際の暦においての作業可能日:工事開始を令和元年10月23日(水)とし、作業休止日は、土、日曜日、祝日(11月3日・11月23日)、振替休日の他、雨天1日とする。

【問題6 法規】 法規 建設業法・建築基準法・労働安全衛生法から出題(穴埋め記述式)

近年の出題傾向通り、「建設業法」「建築基準法」「労働安全衛生法」の3つの法律から幅広く出題されました。
今回出題された3つの条文は、全てが過去10年で出題のあった条文でしたが、穴埋め部分(解答する部分)については、6問中3問が初出題でした。

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2019(令和元)年度 1級建築施工管理技術検定学科試験 合格実績

2018(平成30)年度 1級建築施工管理技術検定 実地試験

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  • ※学科・製図ストレート合格者とは、1級建築士学科試験に合格し、同年度の1級建築士設計製図試験にストレートで合格した方です。

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