クラブ・エス ウェブマガジン

アーキテクト・イン・シネマ 〜映画に観る建築・住まい・家族〜

イエスタデイ
  • イエスタデイ
  • 『イエスタデイ』
  • ■発売日:DVD & Blu-ray 2020年11月27日発売
  • ■発売元:NBCユニバーサル・エンターテイメント
  • ■価格:DVD ¥1,429+税 Blu-ray ¥1,886+税
  • 監督:ダニー・ボイル
  • 出演:ヒメーシュ・パテル リリー・ジェームズ
    エド・シーラン ケイト・マッキノン 他
 

(C)2019 Universal Studios and Perfect Universe Investment Inc. All Rights Reserved.

※2020年9月の情報です。

プリンシパリティ・スタジアム(ウェールズ〜カーディフ)

ラグビーの強豪ウェールズ代表の聖地


プリンシパリティ・スタジアム(ウェールズ〜カーディフ)

(C)shutterstock

本作は『スラムドッグ$ミリオネア』のダニー・ボイル監督と『ラブ・アクチュアリー』の脚本家リチャード・カーティスが、「もしも、ある日ビートルズが存在しない世界になっていたら?」をテーマに、ビートルズの歌を歌い、あれよあれよとスターダムにのし上がる男の姿を描いたコメディー。現代の音楽シーンをリードするエド・シーランが本人役で登場することでも話題となりました。劇中、彼のライブ会場であるウェンブリー・スタジアムとして登場したのが、プリンシパリティ・スタジアム(2016年に改名。通称ミレニアム・スタジアム)。ラグビー・ウェールズ代表の“聖地”といわれる場所です。

昨年ラグビーW杯でベスト4に輝いたウェールズ代表チームと、サッカー・ウェールズ代表チームの本拠地であるプリンシパリティ・スタジアムは、ウェールズの首都カーディフの中心地にある国立競技場で、欧州で2つ目の開閉式屋根を持つ全天候型スタジアムです。1999年のラグビーW杯のメイン会場とするべく、老朽化したカーディフ・アームズ・パーク(収容人数6万5000人)を解体。ピッチの配置を東西から南北に90度回転させ、さらに隣接する施設を買収したことで収容人数7万4500人のスタジアムとして生まれ変わりました。印象的な4つの巨大なマストは、開閉式の屋根を支える要。約20分で屋根の開閉が可能で、閉めている状態のときは一段と観客席の歓声がダイレクトに伝わってきます。

また、スタジアムはラグビーやサッカーだけではなくライブ会場としても人気で、本作のクライマックスのライブシーンは、エド・シーランの実際のライブ終了後に撮影されたもの。興奮冷めやらぬ観客たちの熱気とともに胸が熱くなるシーンとなっています。

昨日まで、世界中の誰もが知っていたビートルズ。
今日、僕以外の誰も知らない−。

■Introduction

『スラムドッグ$ミリオネア』のダニー・ボイル監督と、『ラブ・アクチュアリー』の脚本家リチャード・カーティスがタッグを組んだ作品。誰もが知っている「ビートルズ」を、自分以外、誰も知らないという世界を舞台に描くラブ・コメディー。主演はテレビ界でコメディアンとして活躍するヒメーシュ・パテル。相手役は『シンデレラ』のリリー・ジェームズが務める他、シンガー・ソングライターのエド・シーランが本人役で出演する。

■Story

売れないシンガーソングライターのジャック(ヒメーシュ・パテル)が音楽で有名になるという夢を諦めた日、12秒間、世界規模で謎の大停電が発生。真っ暗闇の中、交通事故に遭ったジャックが昏睡(こんすい)状態から目を覚ますと、なぜかビートルズが存在していない世界になっていた。ジャックがビートルズの曲を歌うとライブは大盛況。その曲に魅了された超人気ミュージシャン、エド・シーランが突然やって来て、彼のツアーのオープニングアクトを任されることに。エドも嫉妬するほどのパフォーマンスを披露すると、ついにメジャーデビューのオファーが舞い込んでくる。

ページトップ

屍人荘の殺人
  • 屍人荘の殺人
  • 『屍人荘の殺人』通常版
  • ■発売日:発売中
  • ■発売元:アミューズソフト
  • ■販売元:東宝
  • ■価格:DVD¥3,800+税
  • 監督:木村ひさし
  • 出演:神木隆之介 浜辺美波
    塚地武雅 ふせえり 池田鉄洋
    古川雄輝 柄本時生 中村倫也 他
 

(C)2019「屍人荘の殺人」製作委員会

まさかの事態に驚愕(きょうがく)必至!予測不能の密室ミステリー

神紅大学ミステリー愛好会のメンバーで自称“ホームズ”の会長・明智と、ミステリーオタクだが一度も犯人を当てたことがない万年助手・葉村はある日、同じ大学に通う美少女探偵・剣崎比留子から、ロックフェス研究会の気になる話を聞かされます。それは「今年の生贄(いけにえ)は誰だ」という謎の脅迫状と昨年、行方不明となった女子部員のこと―。その謎を解こうとフェス研の合宿場所であるS県の湖畔のペンション“紫湛荘”(しじんそう)を訪れた3人は、想像を絶する事態に直面し…。

神木隆之介、浜辺美波、中村倫也という旬な3人の共演が話題を呼んだ『屍人荘の殺人』は、「このミステリーがすごい! 2018年度版」をはじめ、国内の主要ミステリー賞を総なめにした、作家・今村昌弘のデビュー作を映画化した作品。ミステリーの分類としては、吹雪や嵐に見舞われた山荘や孤島など、閉ざされた状況が舞台の“クローズド・サークル”。しかし本作は実に大胆な手法でその状況を作り出し、序盤から「そう来るか!」という仕掛けで我々の度肝を抜くのです。

クローズド・サークルから怒涛(どとう)の展開で密室殺人へー。その舞台となる紫湛荘という豪華な洋館は、東エリアと南エリアに分かれた全16室の2階建てのペンションです。閉じ込められたのは11人。そして犠牲者は3人…。いかにもミステリーにふさわしい、重厚な調度品や中世の武器のコレクションが物語を盛り上げます。コミカルな掛け合いを交えつつも、本格的な推理で謎解きに挑む探偵と助手は、逃げ場がない状況下でどう行動していくのでしょうか。意外な展開を見せる本作の結末は、ぜひご自身の目でお確かめください。

浮かび上がる15人の容疑者(クセもの)たち。犯人は何者? ■Introduction

「第18回本格ミステリ大賞」など、3つの国内主要ミステリーランキングで1位を獲得した今村昌弘による同名ミステリー小説を実写映画化。ミステリー小説オタクの大学生を神木隆之介が、私立探偵の顔も持つ美人女子大生を浜辺美波が、大学でミステリー愛好会会長を務める先輩を中村倫也がそれぞれ演じる。その他、塚地武雅やふせえりなど、個性豊かな俳優陣が集結。監督はテレビドラマ「99.9 刑事専門弁護士」などを手掛ける木村ひさしが務める。

■Story

神紅大学のミステリー愛好会に所属する葉村譲(神木隆之介)と明智恭介(中村倫也)は、学内の事件を推理する自称“ホームズとワトソン”。しかし葉村はミステリー小説オタクなのに全く推理が当たらない万年助手で、会長の明智に振り回される日々を送っていた。そんなある日、2 人の前に剣崎比留子(浜辺美波)という謎の美人女子大生探偵が現れ、ロックフェス研究会の合宿への参加を持ち掛ける。3人が向かった先は山奥に佇むペンション【紫湛荘(しじんそう)】。そこに次々と現れるクセものだらけの宿泊者。葉村たちは想像を絶する異常事態に巻き込まれ、立てこもりを余儀無くされる。

ページトップ