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移住

地方移住で自分らしく暮らす 移住して夢をかなえた家族の暮らしと住まいを紹介!

地方移住で自分らしく暮らす 移住して夢をかなえた家族の暮らしと住まいを紹介!生活コストが高く、人口が密集する都会ではなく、地方で自分らしく暮らしたい!と考えている人が今増えているといいます。とくに2020年以降は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響もあり、働き方や暮らし方が大きく変化。テレワークを導入する企業の増加により、好きな場所で働くことができる人が数多く生まれました。本書は、住宅雑誌『住まいの設計』で7年以上にわたって取材してきた、地方移住を実現した家族の暮らしと住まいをまとめて紹介する一冊。登場するのは地方に移住し、新しい環境でイキイキと暮らす13の家族です。第1章「地方移住で実現した、自分らしい暮らし」では移住者のライフスタイルに焦点を当て、移住の経緯や現在の生活を紹介。故郷の食材で勝負をかける感度の高い古民家レストランや、長野県の雄大な山の景色の中、送るワイルドなセカンドライフなど、それぞれにこだわった暮らしぶりが伺えます。第2章「建築家と建てた、地方ならではの快適な家」は、タイトルの通り、住まいがテーマ。子どもが走り回れる広い庭や、日当たりのいいテラス、眺めのいいリビングと、都会では夢のまた夢である理想の住まいを、建築士と一緒にかなえた家族の事例を写真とともに紹介しています。そのほか本書には、人気自治体の移住者支援ガイドなど、移住の検討に役立つ情報がいっぱい。移住したいと考えている人にとって必ず参考になる一冊です。

『地方移住で自分らしく暮らす 移住して夢をかなえた家族の暮らしと住まいを紹介!』 『地方移住で自分らしく暮らす 移住して夢をかなえた家族の暮らしと住まいを紹介!』
  • ■発行所:扶桑社
  • ■著者:住まいの設計編集部
  • ■参考サイト:扶桑社
  • ■価格:\1,800円+税


『子育て世代のための快適移住マニュアル』

『子育て世代のための快適移住マニュアル』コロナ禍以降、地方に移住し、田舎暮らしをしたいと考えている人が増えていますが、実際のところ、すべての人がうまくいくというわけではないそう。たとえば古い家のリフォームに想定以上のお金がかかったり、仕事が見つからなかったり、地域になじめなかったり…。なかには夢破れて都会に舞い戻る家族もいるといいます。では移住で失敗しないためにはどうすればいいのでしょうか。そこで役立つのが本書。実際に東京から和歌山に移住した料理人の著者が、移住地を選ぶまでの経緯から、家探し、引っ越し、役場や地域の人とのコミュニケーション、子どもの教育、生活費のことまで自身の経験をオープンにしながら、どんな情報や行動が重要かを伝えるまさに快適な移住のための完全マニュアルです。移住というと、子どもが独立して仕事をリタイアした人が考えるイメージがありますが、著者は「移住は若いうちにした方が良い」と断言。その理由として保育園が空いている、車での移動がラクラク、家族と過ごせる時間が多い、治安の良さ、保育園や学校が少人数、などが挙げられるそう。そのほか「楽しいご近所づきあい、タダでもらえる地元の野菜」や「田舎には多くのビジネスチャンスが眠っている!」など、読み進めるうちにどんどん移住への興味が湧いてきます。もちろん自治体への相談の仕方や、補助金の活用法など、手続きに関する情報も満載。移住を考えているけれど何から始めればいいか分からないという人は、この本に沿って進めることをオススメします。

『子育て世代のための快適移住マニュアル』『子育て世代のための快適移住マニュアル』
  • ■発行所:エクスナレッジ
  • ■著者:金丸 知弘
  • ■参考サイト:誠文堂新光社
  • ■価格:\1,600円+税


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