
スマートハウスの登場とともに、ホームネットワークが急速に注目を集めています。新しいネットワーク技術が、ホームネットワークシステム全体の中でどのように位置づけられるのかは、スマートハウスをより深く理解する上で欠かせないものです。本書は、電力・エネルギー危機を背景に、スマートグリッド時代の「スマートハウス」を実現する中核技術の1つである「ホームネットワーク」の全体像を整理してまとめた一冊です。本書を通して、これらの新しいネットワーク技術が、ホームネットワークシステム全体の中でどのように位置づけられるのかを理解し、システムを構築するうえでの選択肢とそれらの得失を理解できる構成となっています。
『スマートハウス構築のためのホームネットワーク技術2011』

- ■発行:株式会社インプレスR&D
- ■CD(PDF)版 価格:\89,250(税込)
- ■CD(PDF)+冊子版 価格:\99,750(税込)
- ■参考サイト:インプレスR&D

スマートハウスやスマートグリッドテクノロジーは、世界的規模の市場拡大が確実視されているとともに、既存技術の応用や組み合わせによって様々な業種の企業の参入が見込まれています。しかし、そのテクノロジーの実用化のための技術開発はようやく始まったばかりで、多くの参入に関心を持つ企業が存在するものの、現時点では具体的な開発目標を見い出せていないのが実情です。本書は、日本のスマートグリッドと関連してスマートハウステクノロジーを先導する大学・研究機関・企業の有する技術シーズを把握するとともに、本書を通じて実用化に向けての方向性を見出すことが出来る一冊です。