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今月のオススメの一冊

今月のテーマ「高層建築を知る」

東京スカイツリー(R)完成までの軌跡

東京スカイツリー(R)完成までの軌跡 長い間、東京のシンボルであった東京タワーに代わり、新しく時空を超えたランドスケープとして建設された東京スカイツリー。法隆寺・五重塔など、古来から連綿と受け継がれた建築技術を結集し、世界一の自立式鉄塔として注目を集めています。デザイン・ライティングも関心を集めていますが、最も注目すべきなのは設計技術。本書は、地震の揺れを相殺するために作られた心柱制振など、最新の技術が惜しみなく注ぎ込まれたスカイツリーを図や写真付きで解説。また、建設に関わった人たちの声を元に執筆され、技術者たちの魂も感じられる一冊となっています。

『東京スカイツリー(R)完成までの軌跡』 東京スカイツリー(R)完成までの軌跡

超高層から茅葺きへ   ハウステンボスにみる池田武邦の作法

超高層から茅葺きへ   ハウステンボスにみる池田武邦の作法 霞ヶ関ビルをはじめ、京王プラザホテル、新宿三井ビルなど、日本の高層建築の黎明期をリードしてきた池田武邦。ある日を境にハウステンボス、アクロス福岡など自然の摂理に従った建築へと180度の方向転換をします。なぜ、高層建築から、自然の摂理に従った建築へと転換したのか。本書は、高層建築から離れた経緯、そして建築とはどうあるべきかという思いを、池田の半生を通して綴られています。建築に真正面から向き合い続けた設計者が、人生をかけて導き出した結論に触れることで、高層建築の新たな一面を見出すことの出来る一冊です。

『超高層から茅葺きへ ハウステンボスにみる池田武邦の作法』 超高層から茅葺きへ   ハウステンボスにみる池田武邦の作法
  • ■発行:海鳥社
  • ■定価:¥2,415(税込)
  • ■参考サイト:海鳥社


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