シーザーズ・パレス<アメリカ〜ラスベガス>
常に進化を続けるラスベガスの老舗ホテル

結婚式を2日後に控えたダグたち男4人が、このラスベガスで独身最後のバカ騒ぎをしようと乗り込んだのが名門ホテル、シーザーズ・パレスです。テーマホテルの草分け的存在であるこのホテルは、古代ローマ帝国をテーマとし、パンテオンを模したホールをはじめ、いたるところにローマ風の彫刻が配置されています。
10万坪という広大な敷地には古代ローマの街並みを再現したショッピングモールやプールなどがあり、ショールーム「コロッセウム」ではセリーヌ・ディオン、シェール、エルトン・ジョンなど錚々たるアーティストが公演を行うことでも有名です。
映画で主人公たちが泊まったのは1泊4200ドルのヴィラ・スイート。ラスベガスを一望できる眺望、モダンなインテリアで統一されたこの部屋で「楽しい夜にしようぜ」と意気込んでから数時間後、部屋の壁掛けのテレビは曲がり、イスは焦げ、バスルームにはなぜか生きた虎!さらに誰の子どもかわからない赤ちゃんまでおり、花婿のダグは行方知れず。一体なぜ?どうしてこんな状況に?!前夜の記憶が全くない3人はダグを探し求めて街を捜索しはじめます。ちなみに、彼らが泊まったこの部屋はホテルのいくつかのスイートを参考にしたセットだそう。中でも最もインスパイアされた部屋が、『レインマン』でチャーリーとレイモンドがダンスをしたエンペラーズ・スイートだというから映画通にはうれしい驚きです。
3年経てばガラリと街並みが変わると言われるラスベガスですが、改装工事を頻繁に行い常に進化を続けているシーザーズ・パレスは、今でもこの街を代表するホテルとして訪れる人を楽しませています。
世界中を大爆笑の渦に巻き込んだ二日酔い男たちの友情物語。第67回ゴールデングローブ賞でコメディ・ミュージカル部門作品賞を受賞し、全米のコメディ映画史上No.1の興行収入を叩きだした。
出演は『イエスマン “YES”は人生のパスワード』のブラッドリー・クーパー、『デイブは宇宙船』のエド・ヘルムズ、『デュー・デート 出産まであと5日!史上最悪のアメリカ横断』のザック・ガリフィアナキスなどの米コメディ実力派が揃った。
2日後に結婚式を控えたダグ(ジャスティン・バーサ)は、フィル(ブラッドリー ・クーパー)ら男友達3人とラスベガスで独身最後のパーティーを開く。高級ホテルで大いに盛り上がり、パーティーは一生の思い出になるはずだったが、翌朝ダグを除く3人が目覚めると、バスルームにはトラが一頭、クローゼットの中には赤ん坊がいた。しかも、ダグの姿はどこにも見当たらない。二日酔いで何ひとつ思い出せない3人。果たして結婚式までにダグを見つけ出すことはできるのか?