ハトレー・パーク・キャッスル&ミュージアム<カナダ~ヴィクトリア>
石炭王が築いた英国風のクラシックな城と大庭園

プロフェッサーXの保護のもと、若いミュータントに正しい能力の使い方を教えている全寮制の『恵まれし子らの学園』。緑の蔦がからまる石造りの美しい外観、オーク材を使った重厚なロビー、日差しがさんさんと降り注ぐ教室など気持ちの良い環境の地下では、マグニート率いるミュータント・テロ集団を阻止するため、X-MENたちがミュータント探知マシーン“セレブロ”や戦闘機“X-ジェット”とともに日夜戦っていて……。
人気アメコミを映画化した『X-MEN』シリーズで、プロフェッサーX率いるX-MENたちの基地として登場するのが、ヴィクトリアにあるハトレー・パーク・キャッスル&ミュージアムです。バンクーバー島の南端に位置するヴィクトリアは、英国文化の香りが漂う美しい街。カナダの花の都とも言われる程、町にはあちこちに綺麗な花が咲き誇っています。
市内から車で30分ほどの海を一望できる場所にあるハトレー・パーク・キャッスル&ミュージアムは、カナダ国定史跡のひとつであり、ロイヤル・ローズ大学の本部としての顔を持っています。1908年に石炭王の息子ジェームズ・ダンズミュアの自邸として建てられましたが、英国の伝統を継承するチューダー・リバイバル様式のクラシックな外観は、まさしく“城”の名にふさわしい堂々たる佇まい。X-MENたちの秘密基地となっていたハトレー城の地下では、ダンズミュア家や建物の歴史を展示した博物館となっています。
約229ヘクタール(東京ドーム49個分)という広大な敷地を彩る庭は英国庭園を基本に、ダイナミックな自然を表現した森や日本庭園、イタリア庭園、バラ園もあり、訪れる人々の憩いの場となっています。
アメリカン・コミックの大手出版社マーベル・コミックで長い歴史を誇る人気コミックを『スーパーマン リターンズ』のブライアン・シンガー監督が映画化。マーベル・コミックの編集委員であるスタン・リーや、マーベル・スタジオの社長アヴィ・アラドが製作総指揮に参加し、原作のムードが損なわれないように製作された。出演は『リアル・スティール』のヒュー・ジャックマン、『スター・トレック』シリーズのパトリック・スチュアート、『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのイアン・マッケランなど。
■Story突然変異により特殊能力を持った人間“ミュータント”が存在する近未来。その能力ゆえに、ミュータントは人間社会から忌み嫌われていた。失った記憶を求めて世界中を彷徨うミュータントのウルヴァリン(ヒュー・ジャックマン)は、同じミュータントである少女ローグ(アンナ・パキン)と出会う。成り行きで彼女と行動を共にすることになるウルヴァリンだったが、その直後、大男のミュータントに襲われ窮地に陥る。そんな2人を助けたのはプロフェッサーX(パトリック・スチュワート)が率いる「Xメン」のメンバーだった。