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令和5年度 第一次試験 合格発表

 

 

令和5年7月20日(木)、令和5年6月18日(日)に実施された令和5年度 建築設備士「第一次試験」の合格発表がありました。概要は下記の通りです。

令和5年 建築設備士 第一次試験(学科)
受験者数 2,726人
合格者数 818人
合格率 30.0%
合格基準 総得点70点
(建築一般:13点、建築法規:9点、建築設備:30点)
※各科目及び総得点の合格基準点の全てを満たす者を合格者とする

令和5年度 第一次試験について

 

令和5年度の建築設備士学科試験は、令和4年度と同様の出題構成で、近年の災害対策や環境性能・規準改定・法改正も含めた内容が出題されました。

 

科目別に見ると、建築一般知識では、初出題の内容が散見され、また、環境計画の計算問題では、令和4年度の出題を発展させた難度の高い問題もありました。

 

建築法規では、建築基準法の建築設備関連について告示を引かなければならない問題があり、関係法令では電気事業法や電気設備に関する技術基準を定める省令からの内容が出題され、解答に時間を要する問題が増加しています。

 

建築設備では、計算問題が空気調和設備で2問、給排水衛生設備で3問、電気設備で3問の計8問出題されました。

これは、昨年の同範囲における計算問題の出題数(計 10 問)と比較すると、2問減少したものの3問が初出題の内容でした。

 

その他の文章問題では、実務的な知識や算出式の理解が問われる問題、過去問を発展させた内容等も出題されました。

Topics

 

建築物省エネ法は段階的に改正が行われ、令和3年4月からは中規模建築物の非住宅において新築時等で省エネ基準への法適合が義務化、令和7年度(2025年度)以降すべての新築住宅に新築時等で省エネ基準への法適合が義務化されることが決定しています。

 

また、2023年6月からはじまった大手電力会社7社による電気料金値上げなどもあり、省エネ住宅への関心は高まっています。

 

そのような背景を踏まえても建築を行う上で、今後、従来にも増して、建築設備に関しての最新かつ正しい知識を持ち合わせた技術者のニーズは高まっていくことが予想されます。

 

今後、より一層の需要が見込まれる建築設備士資格に是非チャレンジしてみてください。

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