令和6年度 建築設備士 第二次試験(設計製図)
合格発表
合格発表の概要
令和6年度 建築設備士 第二次試験(設計製図) | |
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実受験者数 | 1,371人(前年1,299人) |
合格者数 | 732人(前年632人) |
合格率 | 53.4%(前年48.7%) |
採点結果の区分 | 採点結果については、上位から評価A、評価B、評価C、評価Dの4段階区分とする。なお、採点の結果、それぞれの割合は、次のとおり。
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合格基準 | 採点結果における「評価A」を合格とする。 |
合格発表分析
令和6年度は、令和5年度と比べて合格率が4.7 ポイント上昇し、53.4%となりました。
受験者数について、1,371人(前年+72人)となり、直近5年間では、最多となりました。
合格者の主な属性では、職種別の電気設備関連職種が29.1%(前年20.7%)と8.4ポイント上昇した一方、建築関連職種は、11.1%(前年15.7%)と4.6ポイント低下しました。
必須問題と共通問題の出来が合否に大きく影響
令和6年設計製図の課題は、『温浴施設のある複合商業施設』でした。必須問題においては、「厨房の換気設備の臭気対策」や「避難口誘導灯の機器の選定・仕様」など、 今までとは異なる論点での提案が求められました。「各設備を構成する機器の理解・目的・留意事項」などについても理解していないと、正確な解答ができないレ ベルの問題でした。また、学習した知識を踏まえ、問題に対して視野を広く持ち、条件や図面などからの情報を取り入れて、柔軟に自分の提案が述べられたかが重要でした。
空調平面図、給排水配管(浴室)平面図、照明配置図を作図する共通問題においては、限られた時間内に条件に合わせて素早く描く作図スキルが求められました。 特に空調平面図では、ファンコイルユニット系統のみの配管図が2年連続で出題されました。リバースリターン方式は、学科試験の内容であり、 学科試験からしっかり学習することが重要となります。
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高まる建築設備士の需要
現在「建築物省エネ法」が段階的に施行され、カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現をめざしていく中で、省エネルギー技術をはじめ、建築設備に係る技術は、年々複雑化し、目覚ましく進歩しています。難関試験を突破し、最新の高度な知識・技能を有する建築設備士の需要はさらに高まり、活躍の場がますます広がると考えられます。
令和7年に確実な設計製図試験合格をめざすために
令和5年学科合格者は、令和7年の第二次試験が3回目受験になる場合、学科試験が免除される最後のチャンスです。
設計製図試験は競争試験です。難化している建築設備士試験において、確実に評価Aを勝ちとるためには、(1)5時間30 分という限られた時間内に、(2)採点のポイント(出題者の意図)を把握し、(3)他の受験生よりも完成度の高い(減点の少ない)答案を描く力が必要となります。
総合資格学院の設計製図中期必勝コースは、他の受験生に先んじて、課題発表前に合格に欠かせない知識やスキルを習得する「合格戦略講座」と、当年度課題にあわせた対策を主として行う「設計製図講座」がセットになったコースです。
合格戦略講座では、最新の出題傾向にアレンジ課題に実戦形式で取り組み、「時間を意識した解答力」「ミスを回避する力」「図面の表現力」を習得します。
また当年度課題発表後は、いち早く当年度用途のポイントを確認しながら、オリジナル課題を用いて合格戦略講座の総まとめを行い、自身の実力を確認します。「合格戦略講座」を受講することで、以降の設計製図講座では、他の受験生に比べ、圧倒的な実力を身につけた上で、当年度用途に特化した学習に集中して取り組むことができ、合格に向けた対策を万全にすることができます。
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