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試験総評

 

建設業における中⻑期的な担い⼿の確保・育成を目指し、令和6年度から施⼯管理技術検定の受検資格が⾒直されました。 第⼀次検定は19歳以上(年度末時点)であれば、学歴や実務経験に関わらず受検可能となり、第⼆次検定に必要な実務経験年数も学歴に関係なく統⼀されました。 そのため、令和6年度の第⼀次検定における⼀般基礎の分野は、管⼯事施⼯管理に必要な⼯学基礎知識の確認を目的として、出題構成が⼀部変更されました。

問題A

 

No.1〜14の⼀般基礎では、気象と環境、流体、熱、⾳、電気、建築等に関する14問が必須問題として出題されました。 今年度は出題順序が例年と異なり、さらに「気象と環境」が2問減少し、「熱」と「その他」が各1問増加しました。 過去問を学習していれば対応可能な範囲ですが、No.1で初めて出題された「次亜塩素酸ナトリウムの残留塩素濃度と経過時間の関係」に⼾惑った受検者もいたと考えられます。

No.15〜37では、23問中12問を解答する選択問題として、空気調和設備(空調、換気、排煙)から11問、衛生設備(上下水、給水、給湯、排水・通気、浄化槽等)から12問が出題されました。

No.38〜44の7問は必須問題で、機材・材料(設備機器、配管材料、ダクト)に関する6問と、公共⼯事標準請負契約約款に関する1問が出題されました。

問題B

 

No.1〜9、No.22〜29は施⼯管理法に関する必須問題で、施⼯計画、⼯程・安全・品質管理、機器据付け、配管・送風系統の施⼯、試運転調整等に関する17問が出題されました。 特にNo.22〜29は「応⽤能⼒問題」として四肢⼆択の形式で出題されたため、正答率は低くなると考えられます。 合格基準としてこの範囲の得点が50%以上(8問中4問以上)であることが求められるため、解答にあたっては注意が必要でした。

No.10〜21では、12問中10問を選択して解答する形式で、管⼯事施⼯管理に関する法規(労働安全衛生法、建築基準法、建設業法、消防法など)から出題されました。

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