資料請求

試験総評

 

令和5年度第二次検定は、例年通り必須問題2問(問題1、問題6)と選択問題4問(問題2~問題5)の合計6問が出題され、このうち4問を解答する形式で行われました。解答形式については、問題1[設問1]が「〇×形式」で出題され、問題1[設問2]から問題6までの全てが「記述形式」で出題されました。
出題の中には実務に即した出題もみられ、新技術検定制度以降は、その傾向が顕著になったと考えられます。

特徴的な問題

【問題1ー設問2(6),設問3(7)(8)】必須問題「各種施工要領図の読み取り等」

【問題1ー設問2(6),設問3(7)(8)】必須問題「各種施工要領図の読み取り等」

(6)の「アンカーボルトの引抜き力の計算」は、平成24年以来の出題でしたが、与条件をもとにモーメントの釣り合いをイメージすることができれば、正解を導くことが可能だったと考えられます。

一方、(7)の「送風機(呼び番号2未満)吊り要領図」は、平成27年に類似問題が出題されましたが、当時の条件は「呼び番号2以上の場合」だったため、過去問のみの対策では対応するのが困難な問題でした。また、(8)の「給湯設備系統図」は、実務のおける知識や原理・原則の理解が求められる難しい問題でした。

【問題6】必須問題「経験記述」

【問題6】必須問題「経験記述」

今年度の記述テーマは、『安全管理』と『材料・機器の現場受入検査』が出題され、『安全管理』は、令和元年度以来の出題となりました。経験記述でしっかり得点するためには、どのようなテーマが出題されてもしっかり解答できるように、あらかじめテーマ毎に区別、整理して記述を準備し、採点者にその内容をわかり易く伝えることが重要です。

【TOPIC】技術検定の受検資格が変更

 

建設業における中長期的な担い手の確保・育成を図るため、建設業法に基づく技術検定(第一・二次検定)の受検資格の見直しが令和6年度より行われます。令和6年度以降の第一次検定は、19歳(年度末時点)以上の方が学歴及び実務経験を問わず、受検できるようになります。

詳しくはコチラ≫

令和6年度 試験対策講座

令和6年度対策 1級管工事施工管理 二次対策コース(WEB)【受講生募集中】

令和6年度対策 1級管工事施工管理 二次対策コース(WEB)【受講生募集中】

試験を熟知したプロ講師による的確な添削指導で、効率的に合格レベルの記述力を養成

試験突破のポイントとなる経験記述はもちろん、施工図、経験記述以外の記述対策や計算、設備関連など試験に出る内容を漏れなく学習できます。いつでも・どこでも学習できる「e-講義」で、忙しい方でも安心して学習を進められます。

令和6年度対策 1級管工事施工管理 一次対策コース(WEB)【受講生募集中】

令和6年度対策 1級管工事施工管理 一次対策コース(WEB)【受講生募集中】

全26単位(約25時間)!圧倒的充実度を誇る一次対策コース!

1級管工事施工管理 一次対策コース(WEB)は、内容を厳選したオリジナル教材と忙しい方でも安心して学習できる「e-講義」で試験に必要な知識を効率的に習得するコースです。【予習】【講習】【復習】を繰り返し、十分な理解と知識定着を通して合格レベルの力を身につけます。