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令和5年度 2級管工事施工管理技術検定 第一次検定(前期) 合格発表

 

 

令和5年7月4日(火)、令和5年6月4日(日)に実施された令和5年度 2級管工事施工管理技術検定 第一次検定(前期) の合格発表がありました。概要は下記の通りです。

受検者 5,706人
合格者数 3,361人
合格率 58.9%
合格基準 選択問題、必須問題を合わせて解答する40問のうち、
24問以上正解を合格基準としています。

合格発表を受けて

 

令和5年6月4日(日)に実施された令和5年度2級管工事施工管理技術検定 第一次検定(前期)の受検者数は5,706人(前年5,759人)、合格者数は3,361人(前年2,903人)、合格率は58.9%(前年50.4%)となりました。

合格者属性に見る特徴

20代の合格者が増加傾向

 

近年20代合格者の割合は増加傾向にあり、令和5年度の20代合格者割合も令和4年度から1.5%増加の38.7%となりました。

 

なお、5年前の令和元年と比較すると6.1%の増加となっています。

 

第一次検定(令和2年までは学科試験)は、平成28年より17歳以上が受験可能、平成29年より試験の年2回実施など、受験機会の拡大が図られてきました。前述の結果からは、若年層における資格取得意欲の高まりが伺えます。

 

比較的時間に余裕のある若いうちから学習を進めておくことは、就職活動でのアピールや実務で活かせる知識の習得などを考えても、数多くのメリットがあります。

 

女性合格者の割合も年々増加傾向に

 

女性合格者の割合も、近年増加傾向にあります。

 

令和5年は12.9%となり、5年前の令和元年と比較すると3.2%増加しています。

 

国や地方団体において、建設業で女性活躍を推進する取り組みが実施されていることも一つの要因として考えられます。

 

出題傾向について

 

令和5年度の第一次検定の全体の難易度は、昨年度とほぼ同程度でした。

 

令和5年度2級管工事施工管理技術検定の今回実施された前期第一次検定は、下記の構成で出題されました。令和4年度と同様の出題で、総出題数が52問、必要解答数が40問でした。

 

また、令和3年度から導入された四肢二択問題については、過去の出題の中でも実務的で専門的な問題が出題されました。

【Topics】令和6年度以降、技術検定の受検資格が変更

 

建設業における中長期的な担い手の確保・育成を図るため、建設業法に基づく技術検定(第一・二次検定)の受検資格の見直しが令和6年度より行われます。

 

令和6年度以降に行われる1級の施工管理第一次検定は、19歳(年度末時点)以上の方が学歴及び実務経験を問わず、受検できるようになる予定です。

 

(5月12日公布:施工技術検定規則の一部を改正する省令より)詳細は、国土交通省HPをご確認ください。