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SPECIAL INTERVIEW
できるまでやればできる!!!
小丸 さやかさん (40) 令和5年度 1級建築士合格
- 学歴:
- 大学
- 勤務先:
- 設計事務所(意匠設計・工事監理)
- 教室:
- 厚木校
計画:14点 環境/設備:13点 法規:23点 構造:22点 施工:18点
受講講座
- 受験回数:
- 学科複数回/設計製図1回
現在の仕事の道に進もうと思ったきっかけ
描くことが好きな絵を活かしたかったから
小さいころから絵や工作が得意で、図工の授業が大好きでした。中学生になってからも美術は好きでしたが、将来稼いでいかなければならないことを考えると就職イメージが湧かず、美術の先生に相談。「先生は将来を見据えて建築学科を選択したよ。建築学科を卒業すれば建築の道にも進めるし、教員の免許を取れば美術の先生にもなれるから、大学を卒業したときに道を決めるのも良いと思う」と話してくれました。調べてみると世の中にはたくさんの美しい建物があり、私も自分が考えたものを形にしてみたいと思うようになり、建築の道に挑戦してみたいと中学2年生のときに決めました。
1級建築士試験の受験を決断した理由・きっかけ、また受験を決める際に不安だったこととその克服法
自分の名前で、自分の責任で、自分らしく働きたい
資格が無くても建築の仕事に携わることはできますが、どうしても有資格者の補佐となります。私も長い間補佐として仕事を続けてきました。そこで色々学び、経験や知識が身につくと、自分の責任においてお客さまのために仕事をし、良い建物をつくりたいと考えるようになりました。また、自分自身のキャリアアップや給与アップに繋げたいという想いもあり受験を決断しました。ただ主人が単身赴任のなか、設計事務所で働き、子供たち3人の世話をしながら資格取得のための勉強がやり切れるかどうかが不安でした。そこで、なぜ私が資格を取りたいのか、なぜ資格学校に通いたいのかを母や子供たちに話し、納得してもらい、協力してもらえたので受験することができました。
独学または、他の学校利用ではなく「総合資格学院」に決めた理由
テキストが見やすい
総合資格学院のテキストはイラストや表がわかり易く記載されています。また、講師や教務スタッフが、親身にそのときに困っていることの相談に乗ってくれ、最後までやり切ることができるようなサポート体制があるので、学院を選びました。
合格したからこそ言える失敗談や反省点、受験期間中の印象に残るエピソード
後悔と感謝
学院に通うようになって同じ教室の仲間と仲良くなり、よくLINE交換をしていましたが、模擬試験のときにたまたま私が新型コロナウイルスに感染し、模擬試験を受けられなかったことがありました。そんな中で、SNS仲間といさかいが起こり、気持ちが沈み込みかけたことがありました。そのときにはクラスの仲間たちが励ましてくれ、ひどく落ち込むこともなく試験に臨むことができました。
勉強時間のつくり方について、苦労した点・工夫した点
まとめてではなく短い時間をたくさん
主人が単身赴任のなか、設計事務所で正社員として働き、子供たち3人の世話をしながらまとまった勉強時間をつくることが難しかったので、朝は1時間早起きして時間を確保、仕事の休憩時間に10分、お昼休みに30分というように、ちょっとがんばったら作れる時間を確保し「この時間内にこれを終わらせよう」、「ここまで覚えよう」と意識して勉強をするように心がけていました。毎朝・毎晩に1時間ずつと隙間時間を確保すれば、1日3時間はちょっとのがんばりで確保することができると思います。毎日3時間を意識して心がけていました。
当学院で学習した内容が、お仕事で活かせたエピソード
工事監理の仕事に学習の知識がバッチリ役立った
仕事で官公庁の工事監理の補佐を行っていたのですが、1級建築士の学習をはじめてから、施工手順や細かな数値を記憶していましたので、それを仕事に活かすことができました。当たり前のことですが、テキストで学習していた通りに工事が行われているのを目の当たりにして感動しました。
当学院指導の大きな特長である、講師によるライブ講義を受けて良かったこと
わからないことが当日全て解決できる
私の場合、オンライン映像ですと流し見してしまったり、サラサラと映像が進んでいくので何となくわかった気になってしまうのですが、ライブ講義ですと疑問に思ったことは直ぐにその場で聞け、講義後もさらにもう一度確認することができます。疑問点が当日に解決できるところが良いと思いました。
得意科目と苦手科目
得意科目
苦手科目
得意にできた理由、もしくは苦手科目の克服法
自分が部材の気持ちになって考える
構造は、自分自身が部材になった気持ちでどのように力が加わるかなどを考えると良く理解することができました。苦手だった法規は、法令集が文字ばかりでなかなか理解することができず最初は苦戦しました。そこで、自分でルールを決めてマーカーや印で視覚的に理解できるように工夫し、何ページのこの辺りに書いてあったなぁと覚えるくらいまで法令集を引く練習をしました。
講義で一番役に立ったこと、助けになったこと
わからないことは全てその日のうちに解決
毎回講義が終わった後、講師が残って質問に答えてくれていたので、その日のうちにわからないことを全て解決できていました。ビクトリーコースを受講していましたが、受講生も少なめで、より質問しやすく、休み時間や講義後はもちろんのこと、講義中もわからないことがあればその都度質問していました。顔見知りの講師からも声をかけていただき、ピリピリ感なく勉強できたと思います。
学科合格のポイント
思うように行かなくてもへこまない模擬試験の点数が思うように取れなかったり、学習時間がうまく確保できなくても必要以上に落ち込んだりせず、気持ちを切り替えて平坦な気持ちで目の前の学習に集中することがとても大事だと思います。
エスキスや記述(プランニング)で苦労した点や克服法、講義で役に立ったこと
1階と2階、3階の面積が変わるプランが苦手で、上の階を削らないといけないのに全然できなく、焦って計算ミスをし、講師から叱られたことも。やっているうちに私はこういうところでミスをするんだということがわかってきました。講師はそのミスはダメだと片付けず、周りも一緒に学べるような指導をしてくれました。ある意味、ミスを楽しみながらの講義だったかもしれません。クラスの雰囲気がよく、最後の方では受講日ではない日に集まり、一緒に課題をやっていました。
作図で苦労した点や克服方法、講義で役立ったこと
ミスしなければ合格できる!!!
「ミスしなければ合格できる」と常に講師がいっていましたが、単純なようで、これが難しかったです。作図時間中に自分では何度もチェックしミスのないつもりでも、いざ採点してみると自分でも思いもよらない解答をしていて、毎回ビックリしていました。しかし、何度も描いていくうちに自分が今まで何をミスしたのかを考えながら作図できるようになっていき、少しずつ自分に自信を持って作図に取り組めるようになっていったと思います。
製図合格のポイント
自分の作品を見て欲しいと思って取り組むこと
講師のアドバイスや一緒に学習している仲間のアドバイスを素直に聞きつつ、課題文で求められていることに対して「自分がどう考え何を伝えたいか」をいかに図面に落とし込むかが大事だと思います。そして、失敗しても良い意味で試験勉強なので、落ち込まないことも大事です。楽しく取り組むことができれば、きっといい図面が描けると思います。
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教務スタッフ
とにかく時間をつくりだすこと、最後まで気持ちが折れずに学習に集中することができるかが大きな問題でしたが、ずっと教務スタッフが支えてくれました。本当にありがとうございました。
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講師による添削
講師が添削プラス面談をしてくれたとき、小さな悩みも聞いてくれました。恥ずかしがる気持ちもなく素直に質問できたのが良かったです。製図のことのみならず日常的な悩みまで聞いてもらい、より講師への信頼感が増し、安心して学習することができました。
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トレイントレーニング
主人が単身赴任で不在のなか、子育てと仕事をしながら勉強もしなければならなかったので、なかなかまとまった時間を取ることが難しかったです。そこで市役所に行ったときの待ち時間とか、30分じゃなくても10分でもよいので時間を確保することに努めました。そういうスキマ時間に利用するツールとしてはサイズ感もちょうどよかったです。