令和3年度 インテリアコーディネーター資格1次試験 総評
令和3年度インテリアコーディネーター1次試験のポイント
全体的には、基本的な内容や過去問題からの出題が多数みられましたが、問題文中の用語について過去に出題された用語と類似した違うものに変わっていたり、問題文を丁寧に読まないとケアレスミスを起こす可能性のある問題もありました。
また、過去に出題はありませんでしたが、ハンドブックには記載があるものからの出題も目立ちました。
解きやすい問題が多いように見えた今回の本試験でしたが、これまで定番だった問題や図での出題が減り、 満遍なく学習をしていなければ得点が伸びづらかったと考えられます。
◆ 今年の本試験の特徴は以下の通りです
①最新の動向について
・第31問 クロス・ラミネーテッド・ティンバー(CLT)
・第42問 SDGs
・第47問 CAD関連(GPU、BIM、リアルタイムレンダリング)
②時代背景に絡めた出題
・第1問 高度経済成長期→1960年代 大規模ニュータウン建設の計画→1992年頃 バブル経済崩壊
・第12問 「ゆか座」から「いす座」への変遷→1955年
・第15問 第二次世界大戦後→1960年代 オリンピック景気 浴室ユニットの誕生
③出題傾向の変化
・過去問や基本的な内容ではあるが、定番の問題ではない。また、図での出題が減少
④高齢者や安全面での配慮に関する問題
・第10問 建物内での事故
・第13問 高齢者への住まいの計画
・第36問 住宅内での安全性
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