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総合資格学院では、令和6年度 1級建築士 設計製図試験終了後に、「製図試験 大検証2024」を実施いたします。
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■ご利用の流れ
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2:気になる「ポイント」総選挙(X:旧Twitter)
たくさんの投票、誠にありがとうございました!
以下、アンケート結果となります!各ポイントのコメントは、明日10/15に公開予定です!
(アンケート期間:10/13 19:30-10/14 18:00 投票数:457票)
投票結果発表 | |
---|---|
第1位 | 課題の完成状況 46.6% |
第2位 | 建築物の階数 24.7% |
第3位 | 車椅子使用者用駐車場と免震片持ちスラブの関係 19.7% |
第4位 | 講堂及び教室の設置階 9.0% |
解説コメント
【第1位】課題の完成状況 46.6%
令和6年の課題は難度が高く、受験生の多くがエスキスに時間がかかったと考えられます。 ほとんどの受験生が必要な項目は完成させることができたものの、補足表現までは至らない状況と考えられます。
【第2位】建築物の階数 24.7%
階数が自由設定のため、基準階のボリューム等を考慮して全体の階数を決定する必要がありました。
その結果、ほとんどの受験生が5階建てとなったと考えられます。一部、6階建ても考えられますが、その他の階数はごく少数と考えられます。作図用紙についても、6階以上だと階高によっては、断面図の作図スペースが平面図に重なってしまう可能性がありました。
【第3位】車椅子使用者用駐車場と免震片持ちスラブの関係 19.7%
大半の受験生が免震の片持ちスラブにHP(車椅子使用者用駐車場)がのらない計画となっていると考えられ、一部の計画ではHPの一部がスラブにのるものもあったと考えられます。また、当学院受講生の解答状況を見ると、ごくわずかですが、建物内にピロティ駐車を含む計画も見られます。
免振装置の可動範囲とHP駐車スペースが重ならないようにするにはヘリアキは6m以上必要でした。
【第4位】講堂及び教室の設置階 9.0%
講堂の計画階は、主に1階が多く、一部が2階。教室(A~D)の配置は、主に2階、少数が1階と2階に分散配置、1階に配置されているケースはわずかと予想されます。なお、配置する際のポイントとしては、教室の採光等を考慮した計画が挙げられます。
※上記は当学院調べによるものです。

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※採点のポイント説明会の詳細は本ページ下部のガイダンスをご確認ください。
3:試験総評
本年度課題の概要
出題の概要

留意事項
(1)製図室、研究室及び教室については、建築基準法上の採光を確保したうえで、適切に計画する。
(2)構造計画については、次の点に留意する。
① 基礎構造については、地盤条件や経済性を踏まえ適切に計画する。
② 耐震性や経済性に配慮し、架構を計画する。
(3)設備機器等の搬出入、更新及びメンテナンスに配慮する。
(4)延焼ライン(建築物の延焼のおそれのある部分の位置)を記入する。必要に応じて、延焼ライン及び防火区画(面積区画、竪穴区画等)に要求される所定の防火設備を適切に計画する。
(5)地上に通じる2以上の直通階段を適切に計画する。必要に応じて、「敷地内の避難上必要な通路」を適切に計画する。
(6)計画に際し、「建築基準法第56条第7項(天空率)」、「建築基準法施行令第5章の3(避難上の安全の検証)」等の規定を適用する場合には、「答案用紙Ⅱ」の裏面にその計算過程及び結果を記入する。
課題で問われた内容
令和6年度は、令和5年度と比較しても「建築物の設計における基本的かつ総括的な知識及び技能」の有無がより強く問われた試験となりました。
例年、出題内容が変化し続けることが特徴的な設計製図試験ですが、令和6年度も「階数」の自由に加え、「床面積の範囲の指定がない」設定でした。 製図室、研究室及び教室の建築基準法上の採光を考慮した室の配置、低層階と基準階のコア(EV・階段)位置等でエスキスが難しく感じた受験生も多かったと推察されます。
法規については、例年通り、道路斜線制限、延焼ライン及び防火区画(面積区画、竪穴区画)等の要求がありました。
今回のようなエスキスが難しい課題については、エスキスプロセスの手順を確実に踏みながら是か非か検討を進めて計画できたかが特に重要でした。
出題の特徴(5つのポイント)
令和6年度の課題攻略にあたっては、大きく下記の5つのポイントがあげられます。
1. 階数指定無し(基準階のボリュームから想定)
2. 基礎免震構造とHP(車椅子使用者用駐車場)を考慮したヘリアキ設定(計画の要点とも連動 クリアランスの確保)
3. 大面積の講堂(300 席分の床面積と階高設定)
4. 教室の計画(教室 A~D の計画階)
5. 屋上平面図の計画(計画の要点)
1. 階数指定無し(基準階のボリュームから想定)
基準階の要求室である製図室(計 700 ㎡以上)、研究室 18 室以上(1室当たり 50 ㎡以上)、会議室(床面積適宜)、ラウンジ(床面積適宜)、ゴミ保管庫(床面積適宜)の床面積を想定し、 廊下係数を乗じた基準階のボリュームと建築可能範囲から基準階の階数を検討する必要がありました。結果として、階数は5階となる計画が多かったと考えられます。
2. 基礎免震構造とHP(車椅子使用者用駐車場)を考慮したヘリアキ設定
(計画の要点とも連動 クリアランスの確保)

基礎免震構造の要求があり、要求図書の特記事項でも床用の免震エキスパンションジョイントのカバーの設置範囲が図示要求され、車椅子使用者用駐車場との位置関係が確認できる課題でした。 大半の受験生は片持ちスラブに車椅子使用者用駐車場がのらないようにヘリアキを設定し、建築可能範囲を計画できたと考えられます。

3. 大面積の講堂(300 席分の床面積と階高設定)
講堂の床面積について当学院受講生においては、450 ㎡超 480 ㎡以下(1.6 ㎡/席)の範囲が最も多く、講堂が位置する階の階高は段床形式を考慮して 4.5m超~5m未満および 5mの割合が約6割を占めました。 計画に際しては、想定した階高や講堂の面積から建物の高さや低層階のボリュームを想定し、条件を満たすようにエスキスプロセスを適切に進める必要がありました。

4. 教室の計画(教室 A~D の計画階)
教室 A・B にはそれぞれ 80 人、教室 C・D にはそれぞれ 50 人の学生の講義が可能な室が求められ、受験生はこれに基づいて教室の面積を設定する必要がありました。 さらに、教室の配置については、多くの受験生が建築基準法に基づく採光の確保を考慮し、東西の道路側に面した教室の配置とするため2階に計画したと考えられます。 また、教室内の動線や机・椅子の配置、避難経路についても、法的基準を遵守しつつ、効率的で安全な設計を行う必要がありました。
5. 屋上平面図の計画(計画の要点)
令和5年度同様、屋上に設置する設備の配置計画とその理由について、イメージ図を伴った説明が求められました。 設備に対して苦手意識を持っている受験生の方は多くいると考えられます。設備計画を学習する際には、理解を深めるために写真やイラスト、映像を活用した学習を行うことが有効です。
4:【無料】ガイダンス
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本試験の課題文を当学院の参考解答例を見ながら、課題の特徴や採点のポイントを詳しく説明します。
令和6年度 1級建築士 設計製図試験後個別診断
