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令和5年度 1級建築士設計製図試験 参考解答例プレゼント

 

 

総合資格学院では、令和5年度 1級建築士 設計製図試験終了後に、「製図試験 大検証2023」を実施いたします。

No.1指導校の参考解答例無料プレゼントやX(Twitter)を活用した受験生参加型のコンテンツ、当学院の製図試験分析、無料ガイダンス等を公開・実施いたしますので、製図試験終了後は、ぜひ当ページをご覧になってください!

1:参考解答例プレゼント

試験後は、参考解答例で本試験を徹底検証!

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\ 全受験生必見‼ 試験の見直し、今後の対策に /

令和5年度1級建築士設計製図本試験の課題文と当学院オリジナル参考解答図面を解説付きの完全版にしてプレゼント。

重要チェックポイントの赤書きの入ったA2サイズの参考解答例。さらに、別解のエスキス例も掲載しているので、試験の見直しや、今後の対策にも有効です‼

 

※画像は昨年度版です。

2:気になる「ポイント」総選挙(X:旧Twitter)

 

X(旧:Twitter)総合資格学院公式アカウントにて、令和5年度 1級建築士設計製図試験の「気になるポイント総選挙」を実施しました!!

 

たくさんの投票、誠にありがとうございました!

以下、アンケート結果&各ポイントのコメントとなります!

(アンケート期間:10/8 18:30-10/9 18:30 投票数:712票)

【第1位】北側斜線制限:56.7%

用途地域は第二種中高層住居専用地域となり、初めて北側斜線制限が要求されました。北側隣地境界線までの真北方向の水平距離に斜線勾配1.25を乗じた数値に立上高さ「10m」を加算した数値以下とする必要がありました。また塔屋や公園等の緩和もありませんでした。学科試験では選択肢の中から正答を「見抜く知識」が必要ですが、設計製図試験では誤りを「回避する計画力」が必要となり、建築物の高さを踏まえた建築物のヘリアキを十分考慮した計画が必要でした。

 

【第2位】要点(屋上等に設置する設備):27.8%

計画の要点のイメージ図で『屋上等に設置する設備(①太陽光パネル、②キュービクル、③設備配管取出し口(はと小屋)、④空調室外機等)の配置計画において考慮したこと。』が求められました。近年の本試験の標準解答例の断面図に設備スペースの図示、また、令和元年度本試験では屋上設備スペースの範囲指定要求がありました。令和5年度では屋上設備機器等の配置等、詳細な内容の図示・記入が出題され、更に実務に即した学習が必要となってきています。

【第3位】各階の階高:11.0%

一般開架スペースを計画していない階の階高は4mでした。一般開架スペースは「開放的な空間とするため、床面積の合計200㎡以上の部分は高天井とする。高天井は最も低い所で高さ3.7m以上とする。」と要求されました(単一ダクト方式を採用した場合は天井が高い部分の階高は天井高3.7m、ダクトスペース0.5m、梁せい0.8mで5.0m程度必要)。

計画にあたっては、自身で想定した階高からの建物の高さを想定し、南北から適切なセットバック距離を確保しつつ、条件を満たす建物の高さを決定していくプロセスを適切に行っていく必要がありました。

【第4位】採用した空調方式:4.5%

今回の試験の計画の要点の設問から単一ダクト方式または空冷ヒートポンプパッケージ方式どちらを採用してもその採用した理由及び考慮したことが正しく記述できていれば問題ないと考えられます。

3:試験総評

本年度課題の概要

出題の概要

留意事項

(1)構造計画については、次の点に留意して計画する。
① 基礎構造については、地盤条件や経済性を踏まえ適切に計画する。
② 耐震性や経済性に配慮し、架構を計画する。

(2)設備機器等の搬出入、更新及びメンテナンスに配慮して計画する。

(3)延焼ライン(建築物の延焼のおそれのある部分の位置)を記入する。必要に応じて、延焼ライン及び防火区画(面積区画、竪穴区画等)に要求される所定の防火設備を適切に計画する。

(4)地上に通ずる2以上の直通階段を適切に計画する。必要に応じて、「敷地内の避難上必要な通路」を適切に計画する。

(5)計画に際し、「建築基準法第56条第7項(天空率)」、「建築基準法施行令第5章の3(避難上の安全の検証)」等の規定を適用する場合には、「答案用紙Ⅱ」の裏面にその計算過程及び結果を記入する。

課題で問われた内容

令和5年度は、令和4年度と比較しても国から求められている「建築物の設計における基本的かつ総括的な知識及び技能」の有無がより強く問われた試験となりました。

令和5年度は、建築物「床面積の範囲」の指定がない設定に加え、施設の運営に必要な室等も設ける等の要求がありました。特に管理系の室については自ら計画しなければならない等、自由度の高い設定をまとめ上げる能力が問われ、計画の裁量が大きくなったことにより、「難しく感じた」という声も多くありました。

法規については、集団規定の延焼ライン及び防火区画に加え、初めて北側斜線の要求がありました。

出題の特徴(7つのポイント)

令和5年度の課題攻略にあたっては、大きく下記の7つのポイントがあげられます。

床面積指定無し(容積率からの想定)

床面積については、令和4年度同様、〇㎡以上、〇㎡以下といった計画範囲の指定はなく、容積率のみが指定されましたが、床面積は敷地面積1680㎡×容積率300%=5,040㎡で簡単に計画の上限値を算出できる上に、5,040㎡という上限値を超える計画にはなりにくいことから幅広い選択ができる状況でした。

北側斜線制限に適合した計画

用途地域は第二種中高層住居専用地域となり、初めて北側斜線制限が要求されました。北側隣地境界線までの真北方向の水平距離に斜線勾配1.25を乗じた数値に立上高さ「10m」を加算した数値以下とする必要がありました。建築物の高さを踏まえ建築物のヘリアキを十分考慮した計画が求められました。

位置指定がほぼ無い要求室

一般開架スペース、児童開架スペースをはじめ、企画展示スペース等、全ての室等にアプローチ、向き、設置階指定がありませんでした。自らのコンセプトにより設置階や室の向き等を決めなければならない自由度の高い課題でした。

一般開架の天井高に対応した階高設定

一般開架スペースは「開放的な空間とするため、床面積の合計200㎡以上の部分は高天井とする。高天井は最も低い所で高さ3.7m以上とする。」と要求されました(単一ダクト方式を採用した場合は高天井の部分がある階の階高は天井高3.7m、ダクトスペース0.5m、梁せい0.8mで5.0m程度必要)。

計画にあたっては、自身で想定した階高からの建物の高さを想定し、南北から適切なセットバック距離を確保しつつ、条件を満たす建物の高さを決定していくプロセスを適切に行っていく必要がありました。

「乳幼児連れに配慮した室」、「施設運営管理に必要な室」等の要求

図書館の施設としての「運営管理に必要な室、その他必要な機能や什器、室等は適切に設ける。」及び「乳幼児連れに配慮した室等を適切に設ける。」との記載となり、エントランスホールやトイレの他、管理諸室の事務室及び乳児室等も自ら計画する必要がありました。自由度が高く、迷う面も多かったと考えられますが、建築面積も十分余裕があったことからエスキスに時間がかかった受験生は少なかったと考えられます。

「要求図書」の明示要求を踏まえた図面作成

「Ⅱ要求図書」の「1.要求図面」について、令和5年度は「Ⅰ.設計条件の要求等を満足したことを明示したうえで、下表に示す事項を図示又は記入して、図面を作成する。」との内容に変更されました。これまでは1.要求図面の特記事項で具体的に要求されている事項を図面に図示する形式でしたが、令和5年度の要求では「Ⅰ」の設計条件から、何を図面にしなければいけないのかも考えながら作図を行う必要がありました。

閉架書庫の構造計画

要点記述において構造計画が求められました。閉架書庫は集密書架を設けるとの要求もあり、一般開架スペースとの違いや構造的特徴等が求められました。図書館の構造計画については重量のある書架に対応する計画が要求されましたが、多くの受験生はいままで対応できていたと考えられます。

4:【無料】ガイダンス

【絶賛開催中】選べる受講方法 WEB or 来校

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令和6年度試験対策

【受講生募集中】令和6年度 試験対策講座

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