総合資格学院は、今年度も「2級建築士 設計製図試験 大検証2023」を実施中です!!
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結果発表!気になる4つのポイント総選挙!
気になるポイント総選挙とは、令和5年度 2級建築士製図試験の中から受験生のみなさまが気になったポイントをX(旧:Twitter)で投票していただく企画です。
投票にご参加くださったみなさま、ありがとうございました!!
本ページで総選挙の結果と詳細な解説コメントを公開中です!
気になるポイント | |
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第1位 | 多目的室の各条件(床の土間仕上げ、段差処理、外部との出入口、駐車スペースとの関連性、台所との行き来、便所(B)と倉庫の配置、など)50.8% |
第2位 | 矩計図切断位置※1階多目的室・2階の室の外壁を含む部分 31.2% |
第3位 | 居間・食事室・台所に要求された吹抜けの計画 13.6% |
第4位 | ワークスペース、浴室、脱衣室の設置階 4.4% |
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1位:多目的室の各条件(床の土間仕上げ、段差処理、外部との出入口、駐車スペースとの関連性、 台所との行き来、便所(B)と倉庫の配置、など) 50.8%
多目的室は一番条件が多い要求室でした。条件も多目的室の「特記事項」だけではなく、台所、便所(B)、倉庫の「特記事項」にも記載されています。また、トップテーマである設計条件の①や屋外テラス、矩計図の切断位置にも書かれています。
多目的室の条件を漏らさず正確に整理して、他の室や屋外施設とのつながりを明確にしてから多目的室の計画をする必要があります。また25m2以上と大きな面積が要求されました。
「屋外テラスとの隣接」や「駐車スペースからの荷物の搬入」の条件から、屋外施設との関係性、さらには台所と行きの条件を考えながら室の配置を考えることが必要でした。
エスキスをまとめるためには、2位から4位の解説もあわせて確認し、同時に行う必要があります。
2位:矩計図の切断位置(1階の多目的室及び2階の室の外壁を含む部分)31.2%
矩計図の切断位置にエスキスのヒントがあります。「切断位置は、1階の多目的室及び2階の室の外壁を含む部分とし…」とあるので、「多目的室の上部には2階がある=多目的室は下家にはならない」と言うことになり、「下家は多目的室の上部に設けてはいけない」と言うことです。また床の仕上げを土間コンクリートにする条件なので、作図上もしっかりと土間コンクリート仕上げを表現する必要があり、矩計図のパターンを学習しているかが試される出題となりました。
3位:居間・食事室・台所に要求された吹抜けの計画 13.6%
居間・食事室・台所について求められた条件の内、エスキスのヒントになる項目は「イ.10m2以上の吹抜けを設ける。」でした。ただ単に吹抜けを10m2以上設けるのではなく、南側に面して且つ、居間や食事室の上部に設ける計画が住宅としては基本的な計画と考えられます。また吹抜けは、2階の計画にも大きく影響するので、2階の計画も同時に考えていく必要があります。
4位:ワークスペース、浴室、脱衣室の設置階 4.4%
ワークスペースの広さをどれ位に設定したでしょうか。二人が使用する室なので、最低でも6m2程度は確保するとよいでしょう。まずは階数が指定されていない室の面積と設置階を自分で指定して1、2階の要求室を」整理してみましょう。ワークスペースの広さを調整しながら、1階か2階か自分で計画しやすいほうを選択し、適切な広さと配置をしていく必要があります。
令和5年度 2級建築士 設計製図試験分析
令和5年度の課題は、サプライズ的な要素は特に無く、多くの受験生が「仕上げている」状況であることが想定されます。
このような中で確実に合格を勝ち取るためには、下記のポイントに加え、作図によるプレゼンテーション力が重要となります。
サプライズ要素が無い反面、2級建築士として備えておくべき基本的な資質が例年以上に問われた試験であったといえます。
延べ面積指定
本年度の課題は、延べ面積の指定が「140 m2以上190 m2以下」でしたが、要求された室が大きく、上限値を越えないようにチェックが必要でした。
敷地の有効利用
2方向道路に対してアプローチを適切に計画できていたか、敷地の南側に設ける条件を整理して敷地を有効に使えていたかがポイントでした。
課題文の条件に沿った室の大きさや配置
【各要求室の明確な条件と建物全体の建築計画】
・居間・食事室・台所に設ける10m2以上の吹抜け
・多くの条件がある多目的室
・南側に広がる公園の良好な景観を眺望できる計画
・必要に応じて設ける、屋外スロープ
これらの条件を課題文から正しく読み取り、各図面間で整合性のとれた密度の高い図面を描くことが必要となりました。
特に多目的室については、特記事項だけではなく、課題文の各所に条件の記載があり、それらを整理して計画することがポイントでした。なお、多目的室については、駐車スペース等との関係性も踏まえた適切な配置もポイントでした。
受験生自身で判断が必要な項目が多数出題
・ 2方向道路のアプローチ
・階段に設置する踊場の形状(安全面を考慮)
・2台分の駐車スペースの位置
・ワークスペース・浴室・脱衣室の設置階
※ワークスペース・浴室・脱衣室は設置階が定められていなかったため、1.2階のどこに設置するかなど受験生自ら判断する必要がありました。
作図の精度と密度
・平面図・立面図・矩計図・伏図の整合性がとれていたか
・メリハリと密度の高い作図表現ができていたか
・多目的室の矩計図( 土間部分) がしっかりと描けていたか
上記をふまえ、しっかりと美しい図面を仕上げることがポイントとなりました。
屋外施設等の条件
屋外テラスには面積の条件もあり、スロープは計画必須ではなく「必要に応じて」設けるのが条件でした(勾配の指定も無し)。
駐車スペースは寸法の指定が無く、適切な寸法を自分で設定し、計画する必要がありました。
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令和5年度のお申込みは終了いたしました。ご利用ありがとうございました。
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※10月下旬から順次発送いたします。
※画像は令和4年度のものです。
選べる3つのガイダンス
【1】9/12~ 採点のポイント説明会
9月12日(火)より全国の総合資格学院にて採点のポイント説明会を実施します。
本試験の課題文を当学院の参考解答例を見ながら、課題の特徴や採点のポイントを詳しく説明します。
【2】9/13・17 エスキス採点会
9/13(水)・17 (日)に全国の総合資格学院にて13:00より、エスキス採点会を実施します。
当学院講師があなたのエスキスを採点し、客観的な評価と試験の重要ポイントをわかりやすく解説!
当学院の教室を開放しますので、エスキス復元スペースとしてご利用ください(参加日の10:00~12:00)※教室によって開催日時が変わることがあります。
※本試験で描いたエスキスを復元し、当日ご持参ください(用紙指定なし)
令和6年度 2級建築士 製図試験 対策講座
2級建築士設計製図中期必勝コース
課題発表前に製図試験合格に欠かせない作図力・計画力・時間管理・作図の正確さを先行強化することでライバルに大きな差をつけます。
課題発表後は、当年度課題対策を集中的に行う設計製図コースで合格レベルの力を確実に身につけます。
2級建築士ストレート合格必勝コース
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