令和7年度 1級建築施工管理技術検定 第一次検定 合格発表
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令和7年度 1級建築施工管理技術検定 第一次検定 合格発表
令和7年8月22日(金)、令和7年7月20日(日)に実施された令和7年度 1級建築施工管理技術検定 第一次検定の合格発表がありました。
1級建築施工管理技術検定 第一次検定 | |
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受検者数 | 41,812人(前年:37,651⼈) |
合格者数 | 20,294人(前年:13,624⼈) |
合格率 | 48.5%(前年:36.2%) |
合格基準 | 得点が60%以上 |
合格発表分析
受検者数は昨年度に引き続き、増加傾向
受検者数は、直近10年で最多の合格者数となった令和6年度(37,651人)よりさらに増加し、41,812人となりました。 建設業における中長期的な担い手の確保・育成を図るため、建設業法に基づく技術検定(第一・二次検定)の受検資格の見直しが令和6年度より行われました。 令和6年度以降の第一次検定は、19歳(年度末時点)以上の方が学歴及び実務経験を問わず、受検できるようになっています。 令和6年度からの受検者数の増加は、受検資格の見直しにより、これまで受検資格がなかった層が受検可能となったことで、受検者数が増加したと考えられます。
29才以下の合格者割合が4割越え
「年齢別合格者割合」において、29才以下が42.8%となり、昨年度の44.3%より1.5%減少したものの、過去5年では二番目に高い割合となりました。5年前の令和2年度と比べて20%近くの上昇となっています。若いうちに資格試験の学習をスタートすることは、実務者であれば「ベテランとなり多忙となる前であれば、比較的学習時間を確保しやすい」、 「学んだ知識が実務に活かせる」、 学生であれば、 「就活のアピールポイントになる」「学習時間が確保しやすい」などのメリットがあります。
女性合格者の割合が過去最多に
女性合格者の割合が過去最高だった令和6年度(12.7%)から、さらに増加し過去最高(13.4%)となりました。「女性活躍・男女共同参画の重点方針(女性版骨太の方針)」をはじめとした、女性の活躍を後押しする取り組みが進んでいます。
国だけでなく、業界団体や企業単位でも建設産業における女性活躍・定着を促進するため、職場環境の改善や現場における意識改革など、継続的な取り組みが行われています。
今回の結果からは、それらの取り組みが奏功していることが伺えます。
令和7年度 第一次検定について
令和7年度 第⼀次検定は、全72問から60問(必須問題︓31問・選択問題︓29問)を解答する形式で出題されました。令和5年度から変更(令和6年度とは同様)になった出題構成で特徴的な部分は以下の通りです。
- 建築学⼀般は、No.1〜6までが必須問題(環境⼯学 2問 、各種構造 2問 、構造⼒学 1問 、建築材料 各1問出題)、No.7〜15が選択問題(9問中6問を解答)として出題されました。
- 施⼯管理法(応⽤能⼒)は、「五肢択⼀式(この範囲以外は全て四肢択⼀式)」の解答形式で必須問題として10問(躯体⼯事と仕上げ⼯事に関する問題が各3問、施⼯計画、⼯程管理、品質管理、安全管理が各1問)出題されました。
令和7年度の出題内容は、過去10年より前に出題された問題がやや目立ちました。また、施工管理法(応用能力)では過去に出題があったものの、難度の高い出題がありました。ただし、過去10年以内からの出題内容は令和6年度とほぼ同程度であり、全体的な難易度も令和6年度とほぼ同程度だと考えられます。
令和8年度 第一次検定に向けて
第⼀次検定の出題構成は、令和6年度に⼤きく変更となり、必須問題が26問から31問に増加しました。特に建築学⼀般の必須問題6問は、建築施⼯管理の知識というよりは建築学の知識が問われています。
⼀⽅、合格規準が定められている施⼯管理法応⽤能⼒(五肢択⼀式)の必須問題10問は、建築施⼯管理の知識が問われています。
第⼀次検定に合格し、1級建築施⼯管理技⼠補になるためには、建築学の知識と建築施⼯管理の知識の両⽅を持ち合わせていることが必須で、早期にその建築の知識を⾝につけることが重要です。
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