令和5年度 1級建築施工管理技術検定
第二次検定 合格発表
総合資格学院 合格実績
令和5年度 1級建築施工管理技術検定 第二次検定 合格発表
令和6年2月2日(金)1級建築施工管理技術検定 第二次検定の合格発表がありました。
概要は以下の通りです。
概要 | |
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受検者数 | 14,391人(前年:13,010人) |
合格者数 | 6,544人(前年:5,878人) |
合格率 | 45.5%(前年:45.2%) |
合格基準 | 得点が60%以上 |
合格発表分析
令和5年度 1級建築施工管理技術検定 第二次検定の受検者数は14,391名、合格者数は6,544名、合格率は45.5%でした。 令和4年度と比較すると、受検者数は1,381名増加、合格者数は666名増加し、合格率は0.3%上昇しました。
合格基準は、60%以上で昨年より変更はありませんでした。
令和5年度 第二次検定について
・問題1の経験記述のテーマは、令和3年度と同じく品質管理(要求された品質を満足させるための品質管理)でした。近年、品質管理をテーマにした経験記述が一年おきに出題されています。令和5年度は、令和3年度の出題内容と類似していたものの、品質管理では初となる3つの事例が要求されました。
・問題2~6について、出題構成は令和3年度と同様でした。初出題の内容で解答しづらい問題もありましたが、近年、出題された問題も目立ちました。
合格者属性にみる試験の傾向
■「男女別」- 女性合格者の割合が8.6%と過去10年で最高
合格者に占める「女性合格者」の割合は8.6%と過去10年間の中で最も高い結果となりました。
現在、政府による「女性活躍・男女共同参画の重点方針(女性版骨太の方針)」の中で、女性の活躍を後押しするための様々な方針(賃金面、生活面、キャリア面他)が示され、官民一体での取り組みが行われています。
業界団体や企業単位でも継続的な取り組みが行われていることもあり、女性活躍の機会が広がってきていることが今回の結果からも読み取れます。
合格のポイント
経験記述
問題1で出題されている経験記述はこれまで『合理化』『品質管理』『建設副産物対策(環境管理)』のうち、いずれか1つのテーマがバランスよく出題されていましたが、近年は、出題テーマを予測することが難しく、また、記述で求められる内容や事例数も過去とは異なる出題が目立っています。
技術者(施工管理)として、適正な記述内容なのか? 適切な表現で記述できているのか? などが求められており、今後は特により、実務的な内容に踏み込んだ出題が予想されます。過去の出題を確認することはもちろんですが、経験豊富な専門家からの添削指導(アドバイス)を受け、対策を講じることが合格へのポイントとなります。
経験記述以外の問題
1級建築施工管理 第二次検定では、自分の実務経験の工種・内容(専門の分野)を問わず、出題されたもの全てに解答しなければなりません。そのため、躯体工事・仕上げ工事・施工管理全般及び建築に関する法令(建設業法・建築基準法・労働安全衛生法等)についても、幅広く、最新の知識を習得することが合格へのポイントとなります。
対策講座
【令和6年度】1級建築施工管理 二次対策コース
「記述問題」への対策を重視し「合計20回」もの添削を実施!
問題点には具体的な修正指示が入り、それを書き直していくことで減点のない答案を作成する力を身につけます。経験記述以外も十分な対策を行い、バランスよく得点する力を身につけます。
【令和6年度】1級建築施工管理 一次対策コース
「圧倒的な充実度を誇る」一次対策コースの完全版
全16単位からなる早期講座で「基礎」をしっかりと理解。続く本講座では、基礎知識をベースに出題される範囲を「漏れなく」学習。学習した内容は「複数種類のテスト」を「繰り返し実施」し、「完全定着」を図ります。
Topics
建設業法に基づく技術検定(第一・二次検定)の受検資格の見直し
建設業における中長期的な担い手の確保・育成を図るため、建設業法に基づく技術検定(第一・二次検定)の受検資格の見直しが令和6年度より行われます。