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修了考査について

(1)修了考査の日程について

修了考査は、令和6年11月3日(日)全国一斉に実施されます。

(2)修了考査の考査区分・出題形式等について

修了考査は、次の表の考査区分、出題形式等により行われます。

出題の対象については、構造設計一級建築士として必要な知識及び技能に関するものとし、「構造設計一級建築士講習テキスト(2024年改訂版)」及び「建築物の構造関係技術基準解説書」(2020年版を推奨)の参照が可能です。

考査区分 出題科目 出題形式 出題数
法適合確認 構造関係規定に関する科目 ・理由記述付き4肢択一式
・記述式問題
・10問
・ 3問
構造設計 建築物の構造に関する科目 ・理由記述付き4肢択一式
・記述式問題
・10問
・ 3問

※理由記述付き4肢択一式とは、正答肢を選択するとともに選択した理由を記述する問題です。

※解答に当たり、適用すべき法令については、令和6年1月1日現在において施行されているものが予定されています。

(3)修了判定について

修了判定については、講義の出席状況及び修了考査の結果に基づき行われます。

 

①講義については、申込区分ごとにすべての講義に出席する必要があります。
②修了考査については、「法適合確認」及び「構造設計」に合格した場合、講習を修了したものと判定されます。

考査区分 出題形式・出題数 判定方法(概要)
法適合確認 ・理由記述付き 4 肢択一式:10 問
・記述式問題:3 問
理由記述付き 4 肢択一式 10 問の評価の合計が一定以上であること、かつ、記述式 3 問について、問題ごとに一定以上の評価が得られ、かつ、理由記述付き 4 肢択一式及び記述式の評価の合計が一定以上であること
構造設計 ・理由記述付き 4 肢択一式:10 問
・記述式問題:3 問
理由記述付き 4 肢択一式 10 問の評価の合計が一定以上であること、かつ、記述式 3 問について、問題ごとに一定以上の評価が得られ、かつ、理由記述付き 4 肢択一式及び記述式の評価の合計が一定以上であること

(4)修了考査の内容について

修了考査については、構造設計一級建築士として必要な知識及び技能を修得したかどうかを判定できるよう、次の表に
記載のある内容が出題されます。

考査区分 内容
法適合確認 構造関係規定上不適切な部分を有する設計図書を提示し不適切な箇所及びその理由を指摘する 問題や構造設計の基礎的な知識及び理解力を問うための記述式又は多肢選択式の問題等によ り、構造設計一級建築士が関与すべき建築物の法適合確認を適切に行う能力を問う。(鉄筋コ ンクリート造・鉄骨造等の主な構造方法に関し、万遍なく出題する。)
構造設計 計画条件を与えた上で、壁量計算、剛性評価、モデル化、座屈、変形能力など構造設計に関す る理解力を問うための記述式の問題や、構造設計者の倫理、建築物に関する荷重・外力、構造 力学・解析、構造材料、構造計画、構造計算等の総論、木造・鉄筋コンクリート造・鉄骨造・ 鉄骨鉄筋コンクリート造等の各種建築構造の特性、免震・制振、地盤・基礎、非構造部材、 防・耐火設計、耐震診断・耐震補強等に関する理解力を問うための記述式又は多肢選択式の問 題等により、構造設計一級建築士が関与すべき建築物の設計を適切に行う能力を問う。(鉄筋 コンクリート造・鉄骨造等の主な構造方法に関し、万遍なく出題する。)

修了考査の内容に関する注意事項

※講習の構成・修了考査の詳細は、必ず講習実施機関のホームページでご確認ください。

講習実施機関: (公財)建築技術教育普及センター