令和4年度 1級建築施工管理 第一次検定 合格実績

令和4年度 1級建築施工管理技術検定 第一次検定 合格発表

令和4年7月15日(金)に、令和4年度 1級建築施工管理技術検定 第一次検定の合格発表がありました。概要は下記の通りです。

概要
受検者数 27,253人
合格者数 12,755人
合格率 46.8%
合格基準 60問中36問以上正解 (応用能力:6問中4問以上正解)

合格発表

令和4年度は、従来の学科試験から第一次検定へ変更となり、2回目の1級建築施工管理技術検定でした。 合格基準は「60問中36問以上正解 (応用能力:6問中4問以上正解) 」となりました。また合格率は46.8%(前年+10.8%)昨年より大幅に上昇しました。

合格発表に見る本年度試験の特徴

■受検者数が過去10年で最多

令和4年度 第一次検定の受検者数は27,253人(令和3年 22,277人)、合格者数は12,755人(令和3年 8,025人)となり、どちらも過去10年で最多となりました。
第⼀次検定の合格者には、「技⼠補」の称号が付与され、1級の技⼠補のうち、主任技術者の資格を有する⽅は、監理技術者補佐になることができます。このことが資格取得の⼤きな魅⼒となり、受検者数の大幅な増加に繋がった一因と考えられます。


■女性合格者:過去最高だった令和3年度よりさらに増加

国土交通省が発表している「合格者の主な属性」において、女性合格者の割合が過去最高だった令和3年度からさらに増加し、過去最高(6.7%)となりました。令和3年には「女性活躍・男女共同参画の重点方針2021」が政府によって策定されるなど、女性の活躍を後押しする取り組みが進んでいます。 国だけでなく、業界団体や企業単位でも継続的な取り組みが行われていることもあり、女性活躍の機会が広がってきていることが今回の結果からも読み取れます。

本年度試験について

令和4年度の第一次検定は、全72問から60問を解答する形式(必須問題:26問・選択問題:34問)で出題されました。各出題項目について、出題数・解答形式は下記の図の通りです。また、No.55~60は、施工管理法(応用能力問題)として、五肢二択で解答する問題が出題されました。
施工管理法の応用能力問題の五肢二択問題については、選んだ肢の番号が2つとも正しい場合のみ正答になるため、四肢一択問題に比べて、得点することの難度は高く、さらにこの範囲では合格基準が設けられており、全体の得点で60%の基準を満たしていても、施工管理法の応用能力問題で、60%の基準(6問中4問以上正解:令和3年度は6問中3問以上正解)に満たなければ不合格となります。

令和4年度 第二次検定合格に向けて

【経験記述】

経験記述は『合理化』『品質管理』『環境管理』などが近年出題され、令和3年度は『品質管理』が出題されました。
解答にあたって、設問で問われた内容に対して的確に記述する力が求められるため、予め十分な対策を講じなければなりません。 近年出題の多いテーマは、いずれも技術者として施工管理実務を行ううえで、不可欠な事項であり、どのテーマが出題されても対応できるよう、十分な知識記述力を備えておくことが必要です。 そのうえで、第三者による添削指導を受け、減点の少ない記述(高得点をとる)をできるようにしておくことがポイントです。

【経験記述以外の問題】

令和3年度試験では、出題頻度が高い「ネットワーク工程表の読み取り問題」が出題されましたが、出題内容は『所要日数の短縮を図るための割り振り人数』等の実務で行われる内容で、初めて問われた内容でした。 このように、経験記述以外の問題に関しては、年々難化傾向にあるため、最新の出題傾向をおさえた学習を行っておくことがポイントです。

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第二次検定対策

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