インテリアコーディネーター試験の
試験内容について
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- インテリアコーディネーター試験の試験内容について
以下は令和6年度版です。
試験科目について
インテリアコーディネーター資格試験は二段階方式。9月中旬~10月中旬に行われる一次試験と、12月上旬に行われる二次試験があり、二次試験に合格することで、インテリアコーディネーター資格試験の最終的な合格となります。
一次試験は「学科試験」です。インテリア商品に関する知識や建築学、環境工学などの知識が問われる120分の試験です。
なお、2023年度より、一次試験は従来のマークシート方式からCBT方式に変更となりました。
二次試験は180分の「論文・プレゼンテーション試験」です。インテリアを計画する際の問題点の捉え方、理解力、判断力、表現力などが試される「論文」と、インテリア計画を提案する際に必要とされる総合的な実務能力が試される「プレゼンテーション(図面の作成や、色鉛筆を使用しての彩色等)」が課題となります。
一次試験
2023年度(第41回)の場合 | |
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受験方式 | CBT方式(テストセンターのパソコン画面に表示される問題を選択解答) |
試験日 | 9月中旬~10月中旬(予定)の間で受験者が希望し、申込した日時(複数回受験は不可) |
試験時間 | 120分 |
試験会場 | 全国のテストセンター |
問題数 | 36問 |
CBT方式とは、受験期間中に全国各地に設置されたテストセンターにあるパソコンで、画面に表示される問題を選択解答する受験方式です。受験期間中に1回、受験することが可能です。
※最新情報は必ず試験実施機関のHP(https://www.interior.or.jp)でご確認ください。
二次試験
試験内容 | プレゼンテーション試験・論文(記述式) |
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試験時間 | 180分 |
試験審査の範囲と審査基準
一次試験(120分)
1. インテリアコーディネーターの誕生とその背景に関すること
インテリアコーディネーター誕生の背景となった住まいへの意識変化や住宅・インテリア産業の発展の経過、その後のインテリア産業の進展とインテリアコーディネーターの職域の拡大等に関する基礎知識を有していること。
2. インテリアコーディネーターの仕事に関すること
インテリアコーディネーターとしての役割、職能、必要な実務内容・手順および職域等に関する基礎知識を有していること。
3. インテリアの歴史に関すること
古代から現代に至る日本及び西洋のインテリアの歴史に関する基礎知識を有していること。
4. インテリアコーディネーションの計画に関すること
インテリアコーディネーションのための基本的な検討事項(生活像、規模計画、寸法計画、人間工学、造形原理、色彩計画、安全計画、性能計画、維持管理)、生活場面の構成手法、リフォームの計画等に関する基礎知識を有していること。
5. インテリアエレメント・関連エレメントに関すること
インテリアエレメント(住宅家具、造作部品、システム・ユニット製品、ウインドートリートメント、カーペット、インテリアオーナメント等)、各種品質表示、エクステリアエレメント等に関する基礎知識を有していること。
6. インテリアの構造・構法と仕上げに関すること
建築の構造・構法、インテリア(床・壁・天井)の構法、造作と造作材、機能材料と工法、建具、仕上げ材と仕上げ等に関する基礎知識を有していること。
7.環境と設備に関すること
室内環境(熱、湿気、換気・通風、音、光)、住宅設備(給排水、換気・空調、自然エネルギー、電気、照明、水回り設備機器)に関する基礎知識を有していること。
8.インテリアコーディネーションの表現に関すること
建築等設計図書、二次元・三次元表現技法、CAD表現・レンダリング、プレゼンテーションに関する基礎知識を有していること。
9.インテリア関連の法規、規格、制度に関すること
インテリアに関連する建築・住宅、省エネ・環境・リサイクル、高齢者・障害者配慮、品質・安全性等分野の法規制・規格・制度・表示に関する基礎知識を有していること。
二次試験(180分)
インテリア計画の提案に関すること
論文 | 住まいなどのインテリアに関する与えられた課題について、インテリアコーディネーターとして、これを理解し、判断した上で、的確な解答を文章で明瞭に表現できる能力を有していること。 |
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プレゼンテーション | インテリアの基礎知識をもとに、住まいなどのインテリアに関 する与えられた課題について、与条件を理解した上でインテリア計画を行い、図面作成や着彩により必要な情報を分かりやすく表現し、伝達できる能力を有していること。 |
※最新情報は必ず試験実施機関のHP(https://www.interior.or.jp)でご確認ください。
合格基準
インテリアコーディネーター資格試験では、合格基準点、および採点の結果などは一切公表されません。合否の結果はパーソナルページからのダウンロードで知ることができます。
持ち物について
一次試験
- ・本人確認証(有効期限内の顔写真付きの公的身分証明書等)
運転免許証、パスポート、マイナンバーカード等 - ※姓名、生年月日、顔写真が揃って確認できるもの
※電子媒体やコピーは不可
※受験票はありません。
二次試験(筆記・製図用具)
- ・受験票(マイページからダウンロードし、A4 サイズの用紙に指定通り印刷したもの)
- ・鉛筆またはシャープペンシル(硬度は問わない。)
※万年筆・ボールペンは不可 - ・色鉛筆(18色以内。色の選択は自由)
※ 軸(木や紙)に芯を通した色鉛筆に限る。全体が芯でできたもの等は不可 - ・筆箱(なるべく布製のものがよい)
- ・消しゴム
※ 砂消しゴム、電動字消器は不可 - ・字消し板
- ・直定規(30㎝以内)
- ・三角スケール
- ・三角定規
- ・勾配定規
- ・ヘキサスケール(直定規と三角スケールの機能のみを持つもの)
- ・型板(テンプレート)の円定規だけのもの(なお、一部に角度表示のあるものでも可)
- ・コンパス
- ・製図用ブラシ(消しカスを周囲に散乱しないように注意してください)
- ・ミニ鉛筆削り(削りカスが散乱しないように注意してください)
- ※詳細は受験票をご確認ください。
※当日、会場での筆記用具等の貸し出しはありません。
※定規類やテンプレートに目印としてマークしたものやシールを貼ったものは使用できません。
※上記の注意事項は変更となる場合があります。最新情報は必ず試験実施機関のHP(https://www.interior.or.jp)でご確認ください