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2級建築士とは

01建築士はどのような職業ですか?

建築物は、天災や犯罪などから人命・財産を守る役目を果たしており、人々が安心・安全に生きていく上で必要不可欠なものであるといえます。
建築士は、人々の生活の場である建築物を快適に利用できるよう施主の要求を基に設計し、完成までの工程において図面通りに工事が行われているかを確認する等の役割を担っています。

022級建築士は何ができるの?

建築士法で定められている建築士ができる業務には次のようなものがあります。
  • 建築物の設計及び工事監理(※注1)
  • 建築主に対する重要事項説明
  • 建築工事契約に関する事務
  • 建築工事の指導監督
  • 建築工事の調査又は鑑定
  • 建築に関する法令又は条例に基づく手続きの代理
注1:設計時に作成した図面通りに、きちんと工事が行われているか確認することを「工事監理」といいます。

031級建築士と2級建築士で扱える建物は違うのですか?

1級建築士が扱える建物には制限がありません。個人の住宅はもちろん、大規模マンション、超高層ビルまで何でも設計・工事監理ができます。 2級建築士は、規模や用途、構造等に制限がありますが、個人住宅程度の規模であれば、木造、鉄筋コンクリート造、鉄骨造の設計をすることが可能です。

052級建築士が活躍する業界はどのような業界がありますか?

大型建築物の設計・工事監理に関する業務独占資格者である2級建築士は、「建築のスペシャリスト」として、設計はもちろん、発注、契約、審査、施工、監理等、建築物完成までの様々な場面で活躍しています。建設関連資格の最高峰の一つである二級建築士は、建設業界のオールラウンド・プレイヤーとして、その需要は一層高まっています。 2級建築士が活躍する業界は以下のような業界が挙げられます。

ハウスメーカー

戸建住宅を中心に扱うハウスメーカーの設計・施工部門で働くなら、2級建築士は必須の資格。さらに最近では、営業部門でも、建築士としての知識を活かして活躍する方が増えています。

設計事務所

設計事務所にお勤めの方にとって、建築士は必備の資格です。戸建住宅や店舗などを主に扱っている事務所では、多くの2級建築士が活躍しています。また将来の独立を考えるなら、早期の取得をお勧めします。

ゼネコン

ゼネコンの場合、将来的には1級建築士の取得が期待されますが、経営事項審査の技術力評価向上のために、先に2級建築士および1級建築施工管理技士の取得を奨励する企業が増えています。

リフォーム会社

近年の市場拡大の追い風に乗り、注目度の高いリフォーム業界。内装程度の小規模な工事なら無資格でも可能ですが、2級建築士を取得すれば、より規模の大きな工事を行える上、お客様からの信頼度も向上します。

大工・工務店

住宅建築のプロフェッショナルである大工の皆さんや、工務店にお勤めの方々にとって、2級建築士はもっとも身近な資格です。独立の際にも技術力の証明となるため、ぜひ取得することをお勧めします。

その他

この他にも、住宅設備メーカー、建材メーカー、家具・インテリア業界など、2級建築士が活躍する業界は多岐に渡ります。いずれの業界でも2級建築士としての専門知識が高く評価されています。